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Xiho-裁量補助用EA-

Xiho-裁量補助用EA-

このページの目次

 

    ・当EAを作った目的

   ・EAの概要

  ・当EAの使用例

    ・当EAのできないこと

  ・EAを使用する前の設定

 

  ・パラメータの説明

  ・免責事項

 

当EAを作った目的

 

この度は裁量補助用EA「Xiho」に興味を持っていただき、誠にありがとうございます。



このEAは裁量トレードをしているけれども、いまひとつ上手くいかない方の手助けになるように作りました。

 

なぜなら製作者自身が普段の裁量トレードでヘッタクソォなトレードを行っているからです。

 

ですがヘッタクソォなトレードがなぜ上手くいかないのかを考え、EAの力を借りて対処することが可能ならば納得いくトレードができると思いました。

 

たとえば、レジサポラインでエントリーして、価格が逆行して含み損になってしまうときがあります。

 

当然レジサポラインですから値動きが激しくなることが多々あります。

 

しかも頭で考えるよりも早く値が動いてしまい、次のエントリーをしようと思った瞬間にはベストな価格ではなくなってしまう・・・・・・なんてことがザラにあります。

 

もしも機械的にエントリーできていたら良かったのになぁと悔やむことが少なくありません。

 

だからEAを使用することで裁量での迷いを減らし、より期待値を求めるトレードができると思っています。

 

その手段が当EAのナンピンと決済機能になります。

 

あくまでも手段になりますがEA利用者のトレードに役立つようなら幸いです。

 

裁量トレードって難しい。

 

このEAでそんな考えが少しばかり楽になったらいいなと期待しています。

 

EAの概要

 

作った人:tousiちゃん

 

2023年2月26日現在のバージョン: 1919.0721ver

 

EAの説明:裁量補助用EAです。

 

マジックナンバーで指定したポジションに対してグリッド(ナンピン)機能と決済機能を付与します。

 

当EAはMT4の日本円口座の場合を想定した設定になります。

 

口座の証拠金に使用している通貨がドルやユーロ、仮想通貨の場合は正常に処理が行われるかわかりません。

 

もし使用したい場合は、ご自身の責任で行っていただきますようお願い申し上げます。

 

当EAの使用例

ケース1.裁量トレードをしているが、しばらくチャートを見ることができないので勝手にナンピンして利確まで行ってほしい

兼業トレーダーの方の場合、生活リズムによってはチャートを見続けることが困難になります。

しかし相場は急変動など予期せぬ出来事が起きます。

しばらくチャートから目をはなしていても、急変動にナンピン対応して利確まで行ってほしいというときがあると思います。

当EAを活用することでトレーダーの方が眠っている間や仕事をしているときも相場に対応することができます。

ケース2.チャートの動きが早くてエントリーが追いつかない

裁量でトレードをしているときに『もう少しエントリーが早ければ・・・』と後悔することがあります。

ポジションを保有しており、含み損が大きくなる前にナンピンをしたい場合です。

ローソク足のヒゲ先でエントリーしたかったのに、追加のエントリーが出遅れたばかりに不利なポジションを持ってしまう場合があります。

当EAであれば、指定したナンピン幅でエントリーすることができるため、価格の逆行に手が追いつけない場合でも対応できます。

ケース3.金額で利確を決めたいとき

裁量でトレードをしているときにpipsではなく金額で利確を決めたいときはありませんか?

金額のほうがわかりやすいってとき、当EAはお役に立つことができます。

当EAのできないこと

ケース1.レジサポラインに指値注文を入れて分散エントリーさせる使い方はできない

当EAは指値注文のエントリーには対応していません。

当EAは成り行き注文のエントリーに対応しています。

たとえば指値注文でエントリーしたポジションが逆行した場合、指定したナンピン幅であってもナンピンを行うことができません。

ケース2.裁量ポジションが2つ以上あるときに稼働すると正常なロット数でエントリーしない

当EAはエントリータイミングが一番古いポジションが逆行したときにナンピンする処理を行っています。

しかし、エントリーポジションが2つ以上あるときにEAを稼働したらどうなるか?

たとえば、買い方向にポジションが2つあるときに価格が逆行してナンピンする場合、一番古いポジションにロット倍率とロット加算が適用されます。

ただし、ナンピンのロットが2段目のロットサイズになります。

ナンピンをするのは1つ目なのですが、すでに裁量でエントリーしたポジションが2つあります。

このとき裁量のポジションの2つ目をナンピンの1段目と認識して内部処理を行っているため、ナンピンの2段目のロットサイズで1段目のナンピンが行われます。

上記の問題があるため、単一ポジションを保有しているときにナンピンをさせるだけの用途ならば当EAで需要を満たせますが、裁量で複数ポジションを持った上でのEA稼働は正常な動作ができません。

EAを使用する前の設定

 

VPSに当EAを設定しておけば都度設定せずに、24時間稼働できるため便利です。

 

まずMT4上部のタブの『自動売買』ボタンを押して緑色の表示にしてください。

 

次にトレードをする通貨のチャートにドラッグアンドドロップをしてEAを設置します。

 

EAは使用前に、EAの設定画面で全般タブを開き『自動売買を許可する』のチェックボックスにチェックを入れてください。

 

自動売買を許可しない場合はEAが稼働しません。

 

自動売買が稼働しているときはEAを設置したチャートの右上に表示されるニコちゃんマークが笑顔になります。

 

EAを設置するチャートは裁量を行う通貨と同じチャートにしてください。

 

また当EAを複数通貨のチャートに設置した場合、不具合が起きる可能性がありますので使用の際はご注意ください。

設置する時間足はMT4の時間足ならどれでも稼働します。

 

使用するパラメータを変更するときは口座内のポジションがないときに行ってください。

 

また自動売買ボタンがオフになっていることを確認してから行ってください。

 

再稼働するときは自動売買がオンになっていることを確認してください。

 

詳細・購入  

パラメータの説明

 

・マジックナンバー(裁量を補助する場合は0を入力してください):マジックナンバーの入力欄です。

 

このEAで裁量ポジションにグリッド機能と決済機能を追加したい場合は”0”を入力してください。

 

・スリッページ:スリッページの入力欄です。:約定価格が設定したpips分以上乖離した価格の場合、約定が拒否されます。

 

一応の目安と考え、基本的にそのままにしてください。

 

・コメント欄です。:コメント欄です。EAを利用する方が自由に変更できます。

 

・ナンピンする場合はtrueにしてください。:ナンピン機能を使用する場合はtrueにしてください。

 

・ナンピンのポジション数です。:ナンピンポジション数の最大値を入力してください。

 

エントリーポジションはポジション数に含めません。

 

・ナンピンのエントリー間隔
(pips):ナンピンのエントリー間隔です。

 

pips単位なので、お使いのブローカーで使用する前にデモ口座などで確認してください。

 

・ナンピンのロット倍率:ナンピン時、次にエントリーするポジションの倍率を数値で指定します。

 

たとえば”1.0”を入力した場合はナンピンの倍率が1倍になります。

 

倍率の変化がわからない場合はデモ口座などで確認してください。

 

・ナンピン時に何ロット加算するか?:ナンピン時、次にエントリーするポジションに何ロット追加するかを数値で指定します。

 

例.エントリーしたポジションが”0.01”のときに”0.02”を入力していた場合はナンピン時に”0.03”ロットでポジションを持ちます。

 

次にナンピンする場合は”0.05”ロットでポジションを持ちます。

 

足し算で増えていくイメージになります。

 

倍率の変化がわからない場合はデモ口座などで確認してください。

 

ロットの倍率と加算を合わせたときの注意事項

 

『ナンピンのロット倍率』の入力欄で”1.0”以外の値を入力しているときに、

 

『ナンピン時に何ロット加算するか?』の入力欄で”0.0”以外の値を入力した場合、

 

ナンピンするロットに掛け算と足し算を加えた合計ロットでエントリーします。

 

例.最初のエントリーポジションのロット数が”0.01”のとき

 

 『ナンピンのロット倍率』の入力欄で”2.0”を入力して、

 

『ナンピン時に何ロット加算するか?』の入力欄で”0.03”を入力した場合、

 

ロットの増え方はこうなります。

 

ナンピン1つ目のポジション

 

初期ロット”0.01”に倍率”2.0”を1回かけます。

 

0.01×2なので0.02ロットとなり、これに”0.03”ロットをたします。

 

0.02ロット+”0.03”ロット=0.05ロットとなり、このロット数でナンピンポジションを持ちます。

 

ナンピン2つ目のポジション

 

初期ロット”0.01”に倍率”2.0”を2回かけます。

 

0.01×2×2なので0.04ロットとなり、これに”0.03”ロットを2回たします。

 

0.04ロット+”0.03” +”0.03”ロット=0.10ロットとなり、このロット数でナンピンポジションを持ちます。

 

ナンピン3つ目のポジション



初期ロット”0.01”に倍率”2.0”を3回かけます。



0.01×2×2×2なので0.08ロットとなり、これに”0.03”ロットを3回たします。



0.08ロット+”0.03” +”0.03” +”0.03”ロット=0.17ロットとなり、このロット数でナンピンポジションを持ちます。

 

ナンピン4つ目のポジション以降も同じような計算方法になります。

・合計何pipsになったら利確するか?0でpipsを使用した利確を行わない。:ナンピンを含めたポジションの合計獲得pipsが設定した数値以上になったときに利確を行います。

 

”0.0” が入力されているときはpipsを使用した利確を行いません。

 

・合計何pipsになったら損切するか?0でpipsを使用した損切を行わない。:ナンピンを含めたポジションの合計獲得pipsが設定した数値以上になったときに損切を行います。

 

”0.0” が入力されているときはpipsを使用した損切を行いません。

 

・買いポジションの合計含み益が何円以上なら決済:指定した数値の含み益になったら、マジックナンバーで指定した買い、売りポジションの全てのポジションが全決済されます。

 

・売りポジションの合計含み益が何円以上なら決済:指定した数値の含み益になったら、マジックナンバーで指定した買い、売りポジションの全てのポジションが全決済されます。

 

『ポジションの合計含み益が何円以上なら決済』のパラメータは基本的にどちらも同じ金額にしてください。

 

買いポジションと売りポジションでパラメータを分けていますが、含み益はマジックナンバーで指定したポジション全ての合計金額で計算しています。

 

※合計含み益はスワップと取引手数料を含めた金額で計算しています。

 

例.マジックナンバー0のポジション合計含み益が100円になったら決済するという設定をした場合、

 

保有している買いポジション2つで含み損が500円、

 

保有している売りポジション3つで含み益が600円、

 

このとき買いと売りの全てのマジックナンバー0のポジションが決済されます。

 

ただし、別のマジックナンバーでエントリーしたポジションは決済しません。

 

・最後に一言だけ言わせてください。:製作者からの一言です。

 

・・・・・・え、いらないですか?

 

免責事項

 

当EAは裁量トレードを補助するためのツールになります。

 

必ずFXで勝てるツールではありません。

 

お使いのブローカーで使用する前にデモ口座などで動作を確認してください。

 

また金銭的な損害が発生したとしても自己責任となることを承知してください。

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