月1回、米雇用統計発表時のみ発動!超特殊型EA!
○このEAは・・・○
月1回、米雇用統計の発表時のみ発動するEAです。
発表時に一方的に相場が動くのが雇用統計の恒例行事となっていますが、本EAは、その一時のみを狙い撃ちし、利益を上げて逃げることに特化した物となっております。
月1回しか動かない(サプライズがなければそこでも動かないことも・・・)EAなので、普段の面白みはないですが、このEAをセットしておくことで、雇用統計が毎月とても楽しみになります!(※私の体験談)
○対象通貨ペア○
ドルが関わる通貨ペアであれば利用可能ですが、実運用の実績があるのは「USD/JPY」「EUR/USD」の2ペアとなります。
参考に、私の環境で2021年1月より実運用している実績(1万通貨)は以下のとおりです。
【USD/JPY】
【EUR/USD】
○推奨業者○
ストップレベルの存在しない業者を用いて下さい。当方、OANDA JAPANにて実績がございますので、OANDAの利用を推奨いたします。
○パラメータの設定値○
基本的にはうまく動くようにパラメータを最適化しておりますが、適宜、必要に応じて変更することも可能です。
■Comment_EAname (“KoyoTokei_Getter”)
→ コメントに表示されるEA名です。
■MagicNo (20220522)
→ 使用するマジックナンバーを指定します。
■Lots (0.1)
→ エントリーの際のロット数を指定します。
■PipsToStopOrder (10)
■ResetPips (5)
■ResetPipsPlus (2)
→ 雇用統計発表前の指値調整を行う際のパラメータです(※動作詳細を参照)。
■TrailingPips (5)
■SL_Pips (10)
■QuoteStopPips (1)
→ 雇用統計発表後の逆指値設定設定パラメータです(※動作詳細を参照)。
■Slippage (1)
→ スリッページを指定します。
■Order_Pending (true)
→ 雇用統計発表後に、指値を固定するかどうかを指定します。
■AutoDetect (true)
→ 雇用統計の時期を計算で算出します(毎月第1金曜日。独立記念日と重複時は前日の木曜日)
→ 基本的にはtrueで問題ありませんが、例外的な場合はfalseとして、SP_PendingTimeを手動設定してください。
※セットすると左上に発動時刻が示されるので、こちらで確認することが可能です。
■SmrTime (US_SummerTime)
→ サマータイムの指定をします(デフォルトでOK)。
■SP_PendingTime (2022.06.03 21:30)
→ AutoDetect = falseの場合にのみ、発表時間を設定します。
AutoDetect = trueにしている場合は無視されます。
■StartOffset_Second (30)
→ 指値を入れ始める時間を秒数で指定します。
デフォルト値は30秒です。
→ できるだけ小さい値の方がいいですが、小さくしすぎると発表までに指値が入らない可能性があります。
■StopOffset_Second (300)
→ 雇用統計発表後、撤退タイミングを秒数で指定します。
デフォルト値は300秒(5分)です。
→ 指値が残っている場合、このタイミングですべて削除します。
■ExitAtStopTime (true)
→ StopOffset_Secondのタイミングで、保有しているポジションも強制解消するかを指定します。
→ falseの場合、強制決済は行わず、トレイリング+ストップロスのロジックのみが継続します。
■Timer_ms (1000)
→ 雇用統計発表前の逆指値調整を行う時間間隔を指定します(ミリ秒単位)。
デフォルト値は1,000ミリ秒(1秒)です
■isBackTest (false)
→ ストラテジテスタでバックテストを行う際はtrueを設定してください。
■History_GMToffset (2)
→ バックテストヒストリーデータに合わせてください。
○動作詳細○
以下の図にしめす通りの動作となります。スプレッドの広がりや直前の強烈な値動き、発表後は成り行きで注文が通らない、これらいろいろな障害を乗り越えるため、かなり手の込んだ動きとなっております。
【基本動作】
基本動作としては、上に示す通り、雇用統計発表時間から一定の時間が過ぎた段階から「売り方向・買い方向ともに逆指値を入れる」という動作となります。ただ、単純に逆指値を入れるだけだと、発表前の思惑による乱高下を回避することができません。
そこでこのEAが行うのが、「動作①発表約定しそうになったら、指値を動かして約定しないようにする」という動きです。これがこのEAの肝の一点目。これにより、雇用統計発表の動きについていくことができるようになります。
約定したあとは、「動作②建値ストップを置きつつ、逆指値のトレイリングで利益を確保していく」という動きです。発表が一方的な結果に終わった場合、動きに乗って利益をできるだけ伸ばしていく動作となります。
なぜ逆指値だけで実現しているか・・・なぜなら、「雇用統計相場は値動きが大きすぎて、発表後の成り行きでは対応できないから」です。注文が滑って約定しません。なので、このように面倒な逆指値処理を組み込んでいるわけですね。
【詳細動作(指値関係)】
詳細な動きは上記のとおりです。
過去の度重なるリアル口座でのチューニング(月1回の積み重ね・・・)により、デフォルトパラメータでUSDJPYやEURUSDでは十分利益が上げられるようなチューニングをしているつもりですが、必要に応じて、パラメータ調整によりカスタマイズすることができます。チューニングにより、他の対USDペアでも活用の余地はあるかもしれません。
○バックテストについて○
バックテストは2010年からのデータを載せておりますが、スプレッドの広がりを考慮して【5.0Pips】で算定しております。
参考に、EUR/USDのデータも載せておきます。こちらも5.0Pipsで計算しております。
○その他○
不明点等あればコミュニティでご質問下さい!
よろしくお願いします。