USDJPY Trend Surferは、トレンドに乗る順張りEAとして設計された画期的な取引ツールです。このEAは、複数のSMA(Simple Moving Average)の傾向、RSI(Relative Strength Index)、およびStdDev(標準偏差)を組み合わせ、USDJPYのトレンドを的確に捉えます。複数のSMAを使用することで、異なる期間のトレンドを同時に分析し、RSIやStdDevなどの指標を組み合わせることで、市場の過熱や過剰売買状況を検出し、より確実なエントリーポイントを見つけます。市場の動向を的確に把握し、トレンドに沿った取引を実行することで、利益を最大化します。
USDJPY Trend Surferは、トレンドに乗ることを追求するトレーダーにとって理想的なツールです。市場の動向を見極め、トレンドが確認された時点でエントリーし、トレイリングストップ機能を活用して利益を伸ばします。これにより、大きな利益を確保することができます。一方で、トレンドに乗れない場合は早い段階で損切りを行うことで、リスクを最小限に抑えます。
このEAは勝率の数値が大きくありません。その理由は、トレンドに乗れなかった場合には早い段階で損切りを行うためです。その代わりにトレンドに乗れた場合には、そのトレンドが持続する限り利益を積み重ねることができます。このリスクとリターンのバランスが、USDJPY Trend Surferの大きな特徴と言えるでしょう。
バックテストでは、収益だけでなく、PF・RF・DDの数値に注目しなければなりません。
PF(プロフィットファクター)は、取引が多い程、正確な数字が出ます(不自然な大きさのプロフィットファクターは取引数が少ない可能性があります)。本EAは3年間で6,000~12,000回程度の取引があります。
RF(リカバリーファクター)は、大きいほどより少ないリスクで大きな利益が得られる可能性があります。一般的には、EAは5.0以上で及第点、10.0以上で合格点と言われています。
DD(ドローダウン)は、初期証拠金や単利か複利かなど、影響を受ける要素が多いですが、上図の条件で20%以下、10%を目指しています。
USDJPY Trend Surferは、取引の時間をコントロールすることができます。トレンドの発生しやすい東京市場、欧州市場、米国市場などに時間を絞ることで、より効率を上げることにつながります。
また、USDJPY Trend Surferには、スプレッドが広い時に取引をキャンセルする機能が搭載されています。スプレッドが広いときに取引を行うことはリスクが高いため、この機能により不要な損失を回避することができます。
開発にあたっては、スプレッド変動の影響の検証、開発期間の短縮化(マルチタスクでバックテストを行える)などの観点から、MT5で主に検証を行い、MT4に移植しています。
上のグラフは、MT5とMT4の同期間におけるバックテストの結果です。MT5の変動スプレッドの影響を、スプレッド制限を大きくして疑似的に無くすと、MT4の結果と似てきます。実際の運用では、MT4でもスプレッドによる制限を付けられますので、このバックテストよりも厳選されたエントリーを行うと考えます。実際、MT5でのスプレッド制限の有無の検証では、制限有のほうがより成績がいいという結果になりました。なお、実際の使用で推奨されるスプレッド制限の数値は、使用するFX会社により異なってくるでしょう。
最後に、リスク管理を適切に行い、EAの運用には注意を払うことを強くお勧めします。証拠金に対するLotを調節し過度なリスクを取らず、トレードプランに沿って堅実に取引を行うことが成功の鍵となります。
【注意】: 過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。適切なリスク管理を行い、EAの特性を理解した上で利用することが重要です。
※上図は、プログラムをMT5用に書き換え、詳細に分析したもの。MT4の結果は以下にあります。
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