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TBB_System

TBB_System

<はじめに>

……は省略させていただきます。
言いたいことは、前回出品したHLD_Systemの説明の方に、やたらに長くて暑苦しいものを記載させていただきました。

 

変に目立ってしまったようなので改めて記載はしません。
ご興味が有りましたら上記をご参照ください。

<EAについて>
・当EAはロジック公開型です。
エントリー条件、利確/損切条件を明確にしています。
そのため裁量トレード派の方にとっても、参考になる部分があるかと思われます。
もちろん裁量でも再現できるかと思われますので、一度ロジック部だけでも目を通していただければ幸いです。

・TBB_SystemはEA運用の初心者~中級者を対象としています。
そのため前作HLD_Systemよりは少しだけ複雑なロジックとなっており、パラメータによる設定自由度も上げています。
何がパラメータで変更できて、何ができないのか、よくご理解いただいたうえでご購入ください。

・当EAはUSDJPYの1時間足を対象としたEAです。
ただし、通貨ペアにも適用時間足にも制限はかけておりません。
パラメータを変更して、他通貨ペアや他での時間足でお試しいただくことも可能です。

<基本ロジック>
■基本
・ボリンジャーバンドが一度収縮すると、次に動いた方向は勢いが継続しやすいという特性を狙っています。
・新しく足が生成されるタイミングで動作します。1時間足の場合は1時間に1回です。
・一度に3ポジションまで保持できます。マジックナンバーが 0 の場合エントリーしません。

■使用するオシレーター類
・1本のボリンジャーバンドと2本のエンベロープ3本のバンドを利用します。
・3本とも期間は共通です。初期値では24を指定しています。
・エンベロープの1本目(エンベローブ1とします)は2本目のエンベロープ(エンベローブ2)よりも小さい偏差を指定します。

■エントリー条件
エントリー条件は一つです。
・ボリンジャーバンドがエンベローブ1の内側に入ったとき、収縮したとみなします。
・一度収縮すると、エンベローブ2の上下のバンドに対し、逆指値をセットします。
・上のバンドにタッチすると買いエントリーします。
・下のバンドにタッチすると売りエントリーします。
※一度エントリー条件を満たすと、買いか売りどちらかでエントリーするまで逆指値を更新し続けます。

 

■決済条件
決済条件は複数あります。

決済条件1:指値
・ポジション毎に指値を設定します。到達すれば利確です。

決済条件2:逆指値
・エンベローブ2の上のバンドにタッチして買いエントリーした場合は、下のバンドに逆指値(損切)を設定します。
・エンベローブ2の下のバンドにタッチして売りエントリーした場合は、上のバンドに逆指値(損切)を設定します。
・急な逆行対策として、一定の利が乗ったら建値の近くに逆指値を動かします。初期パラメータでは、150ポイント動くと建値から50ポイントの位置に逆指値を動かします。

決済条件3:ボリンジャーバンドの収縮
・ボリンジャーバンドがエンベローブ1の内側に入ったとき、収縮したとみなします。
・収縮すると値動きが終了したとみなし、持っているポジションをすべて決済します。

決済条件4:足単位トレイル
・パラメータにより、足単位のトレイル設定を行うことも可能です。
・ロング:N期間(パラメータで指定)の最高値にロングの逆指値を置きます。(ショートは反対になります)

※公開しているのはトレードのコアとなるロジックの部分です。

他にも、システムを安定させるための様々なサブロジックを組み込んでいます。

<パラメータ>
■共通パラメータ
Max_spread:スプレッドフィルター(ポイント)
Max_slipage:許容スリッページ(ポイント)
Band_period:Env+BB(3バンド共通)の期間
Env_hensa1:エンベロープ1偏差
Env_hensa2:エンベロープ2偏差
Bb_hensa:ボリンジャーバンド偏差

■ポジション毎のパラメータ
MagicNumber1:マジックナンバー1
Lot_1:1ポジションのロット数
TP_Point1:決済指値(ポイント単位)
SL_Point1_1:買いポジションの決済逆指値移動条件(ポイント単位)
SL_Point1_2:買いポジションの決済逆指値値幅(ポイント単位)
Trail_On1:足単位トレイルの機能を使用するときtrue
Trail_Period1:足単位トレイルの機能を使用するときのトレイル期間

<その他QA(よくある質問)>

・バックテストは「始値のみ」ですが精度は問題ありませんか?
当EAは新規足が作成されたタイミングで動作するため、始値のみでも特に精度に問題はありません。

・EAの設置方法を教えてください。 Windows○○でも動きますか? EAが動かないのですが…… etc
環境についての質問は原則GogoJungle様のサポートへお願いします。
※HLD_Systemの不具合と見られるものは私の方でサポート致します。

・買いのみ(売りのみ)に売買を限定することは出来ますか。
パラメータにより制限することが可能です。

・なぜパラメータがポイント単位なのですか?
通貨ペアに制限を掛けていません。
そのため最近増えてきたCFD等についても、MT4で動く限りはトレード可能です。
そうするとpips単位では馴染みが薄くなってくるため、ポイント単位で統一しました。

・どの証券会社がお勧めですか?
特におすすめの証券会社というものはございません。
いわゆる海外FXについてはお答えできません。

・今後のバージョンアップの予定はありますか?
今のところございません。
不具合や機能追加の必要等があった場合は随時バージョンアップさせていただきます。

・おまけ
私はよく”バックテストをよく見せる技術がある”というような書き方をしています。
実はTBB_SystemのEAでもその一部を再現可能です。
当EAをご購入いただいた方で、興味のある方は以下の設定でバックテストをお試しください。

Band_period:1
Env_hensa1:0.01
Env_hensa2:0.02
Bb_hensa:0.01

他のパラメータは初期値のままでOKです。
この状態で、始値のみでバックテストを行うと、驚くほど滑らかで右肩上がりのバックテストが出来上がります。
(もちろん実践では勝てませんので、絶対に実運用はしないでください)

現状、こういう冗談みたいな結果を出せる方法が、私の知る限り5種類以上あります。
よく言われるカーブフィッティング(過剰最適化)等ではなく、純粋にバックテストという仕組みの穴をつく方法です。

経験の浅い開発者様の中には、悪意無くそうしたEAを出品してしまっていることもあるようです。
皆様も、ご注意ください。

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