- 本商品は基本的に始値でエントリー決済を行うロジックのため、バックテスト時に始値、コントロール、全ティックで差が出にくい仕様となっております。
- レビューにて誤解をされやすい表現が見受けられますが、始値と全ティックで大幅に結果が変わることは考えにくいです。バックテスト条件や期間によってはマイナスの結果となることは当然ございます。
- 本商品はスプレッド、手数料、スリッページなどの影響を「非常に」強く受けます。(バックテストは大きめにスプレッド1pips(手数料なし)で行っています。手数料を含めた実質スプレッドが1pips以上の環境は非推奨です。1pips未満で可能な限りスプレッドの狭い環境でご利用ください。0.5pips程度までなら理想的です)
仲値足りてますか?
仲値トレードは、一般的なインジケータのテクニカル条件で売買するEAとは全く違い、日々決まった時刻で売買します。
バックテストにおいて、15年以上の長期間にわたって定時で売買するだけで右肩上がりになることから、仲値トレードが非常に高い優位性があることが分かります。
- 毎回決まった時刻で売買するので過剰最適化の可能性が低いこと
- 長く続いているアノマリーのため今後も続くと仮定すると、一時的に不調期になったとしても復調する可能性が高いこと
などの強みがあるのでは予想しています。※あくまでも個人的見解です
▽アップデート情報▽
1.5 今まで、決済可能時間は決済時刻から1時間でしたが、翌日のエントリー時刻直前まで決済可能に変更(通信障害時に決済時刻を大きく過ぎてから正常に戻った時でも決済されるように)
祝日フィルターのデータを2050年分まで追加。
外部の祝日データを使って祝日フィルターに使用することが可能に(やり方は同梱PDF参照)
1.4 エントリー時のエラー処理の見直し
1.3 年末年始フィルターの不具合を修正
1.2 米大統領選挙フィルター追加。一般投票日のある週にエントリー制限
<基本情報>
- 通貨ペア:ドル円(制限なし)
- 時間足:1分足
- ポジション数:2
- トレードスタイル:仲値トレード
- ナンピン・マーチンゲール:なし
<特徴>
(1)ロジック
- 買い①:ゴトー日(実質ゴトー日含む)の仲値時刻から約6時間前にエントリー(月曜以外)、仲値時刻に決済(SL45,TP20)
- 買い②:毎日、仲値時刻の数十分前にエントリー、仲値時刻直前で決済(SL60,TP45)
- 売り①:金曜日の仲値時刻にエントリー、数時間後に決済(SL30,TP10)
- 売り②:毎日、仲値時刻にエントリー、数時間後に決済(SL20,TP260)
※各ロジックごとに内部でノーエントリーデイの設定あり(変更不可)。その他、デフォルトでは年末年始・祝日フィルターあり(変更可)
ゴトー日、金曜日、毎日とそれぞれで売買時間とSL/TPと変えることで理想的な損益曲線になるよう調整しました。
バックテストにおいて17年で約8600回、一年あたり500回高頻度でトレードするので、毎日トレードを楽しめます。
全ロジックエントリーした日の取引イメージ
個別のバックテスト スプ1pips
全ロジック
10年の複利運用(円建て口座、初期資金:100,000円、レバレッジ:10、計算証拠金:余剰証拠金)
(2)売り1ロジックに可変ロット機能搭載
売り①ロジックのみ状況におうじた可変ロットシステムを搭載しています。具体的には、
- 金曜日かつゴトー日(実質ゴトー日も)にロット2倍でエントリー
- トレンドフィルターの判定により、トレンドと逆方向の場合にはロット0.5倍でエントリー
となっており、例えば、それぞれ2倍、0.5倍の場合には、2*0.5=1倍のエントリーとなります。
それぞれ倍率を変更可能です
(3)祝日フィルター
祝日は銀行も休みですので仲値トレードは有効ではないと考えられます。
本作には祝日フィルターを実装しており、祝日でのエントリーを回避できます(2020/9現在、2021年までの祝日に対応。内閣府の祝日データが更新されればアップデートで対応予定)
その他、年末年始フィルターで12/24~1/5までエントリーを制限しています
(4)他通貨ペアでも使用可能
基本的にドル円用に制作しましたが、他のクロス円通貨ペアでもロジックによっては有効に機能するものもあります。ユーロ円、ポンド円などが向いているかと思います。
ロジック買い1とロジック売り1が特に機能しやすそうです(買い2はあまり機能しないようです)
スイス円(ロジック買い1+売り1+売り2)
ユロ円(ロジック買い1+売り1+売り2)
ポンド円(ロジック買い1+売り1+売り2)
豪ドル円(ロジック買い1+売り1)
<パラメータ>
冬時間のGMTオフセットに適切な値と入れてください(一般的なGMT+2/3の業者ではデフォルトでOK)
夏時間のタイプに業者の夏時間方式を入れてください(一般的なアメリカ方式の業者の場合はデフォルトでOK)
デフォルトの祝日フィルター=true、外部CSVファイルを使用するか=falseで、EA内部の祝日データを使用して祝日にトレード制限します(2050年までのデータを搭載)
また、同梱マニュアルで説明しているように、外部のCSVデータを用意し、祝日フィルターに使用可能です(祝日じゃなくても自由な日にちでフィルター可能ですが)
万が一祝日が変更になったり、商品のアップデートが止まってしまった際に活用できます。
通常時のGMTオフセットクニカル要素を排除したい場合の設定は、 売り1のトレンドと逆エントリーのロット倍率=1にするとトレンドフィルターが無効になります。
日にち指定フィルターは、日にちを入れると毎月その日にちにトレード制限します(半角数字入力、複数日入力の場合は半角スペースで区切る)
<複利について>
取引数量(通貨単位)=(証拠金×レバレッジ) / レート
で計算されます。取引数量は一般的な口座では10,000通貨単位=0.1ロットがほとんどかと思います。
だた、福利ロットが計算されたあとに、売り2の金曜ゴトー日ロット倍率(デフォでは2倍)がかけられるので、それを考慮しなければいけません。
それと、ポジション数が2つですのでそれも考慮します。
国内業者では最大レバレッジ25ですから、最大でもレバレッジ=10程度までにしたほうが無難かと思います(証拠金タイプ=余剰証拠金の場合)
業者の最大レバレッジや、金曜ゴトー日ロット倍率、ポジション数によっても変わってきますし、レバレッジ10なら100%破綻しない保証もありませんので、その辺はバックテストなどして最適な値をお確かめ下さい。
<ポートフォリオにおすすめな商品>
仲値EAはアノマリー系に分類されるEAで一般的なテクニカル指標をエントリー条件に使うEAとは一線を画すものです。なので、テクニカル系のEAと組み合わせることでポートフォリオ効果を発揮すると個人的には思っています。
例えば以下ような私のEAは仲値の極みとはロジックも通貨ペアも異なるため、おすすめです。
https://www.gogojungle.co.jp/systemtrade/fx/25146
<その他・注意事項>
- バグや不具合などを原因とする場合を含めた利用者の損失をEA開発者が補填することは致しかねますのでご了承ください
- EAのセットや認証などの関することはゴゴジャンにお問い合わせください
- エントリーされない際はまず、認証が成功しているか、自動売買を許可するにチェックが入っているか、通貨ペア、時間足、スプレッドフィルターは適切か、ロットに対して証拠金が不足していないかなどを確認してみてください。
それでも解決しない場合には、詳しい状況と設定および、エキスパートログ/操作履歴のエラーメッセージがある場合はその情報を記載したうえでコミュニティで質問頂ければ幸いです。お客様の状況が把握できない場合は適切に対応できかねる場合があります。 - 必要資金、ロット数などは、最大ストップロスや、バックテスト・フォワードテストなどの平均損失・最大ドローダウンからご自身で計算していただくようお願いいたします
- なるべく対応通貨ペアのスプレッドの狭い且つスリッページの少ない業者を使うことをおすすめします
- ストップレベルが0か十分小さい業者でお使いください。
- なるべく、GMT+2(米式夏時間+3)の業者推奨です。それ以外の業者の場合にはGMT_Offset(冬時間)とSummer_Time_Typeを設定してください(但し、日足、4時間足の差でトレードに違いが出る可能性があります)
- なるべく、価格の小数点以下の桁数がクロス円:3桁、その他:5桁の業者推奨です。
- 夏と冬でGMT_Offsetを変える必要はありません。
- マジックナンバーは同じMT4内で被らないようにご注意ください
- 当商品は利益を保証するものではありません。バックテストやフォワードテストと実際の運用では差が生じる可能性があります。