こんにちは、るなまるです。
普段はビッグデータの分析を行っているエンジニアです。
いわゆる「データサイエンティスト」という業種ですね。
職業柄データを分析することが得意なため、FXについても様々な角度から検証しています。
今回はボリバン-2σから-3σの間&MACDのゴールデンクロスで矢印を表示するインジケーターを作成しました。
※この商品はMT4用のインジケーターです。
※リペイント無し
本インジケーターをセットしたチャート画面
パラメーター
Fast EMA Period・・・短期指数平滑移動平均線
EMA Period・・・・・・長期指数平滑移動平均線
Signal SMA Period・・・シグナルライン
矢印表示位置調整(交差角度)・・・交差の深さ
数値を上げると、より深い位置での交差が対象になります。使っているFX会社によって桁数が違うことがありますので、ご自身で最適な数値に設定ください。
BB期間・・・デフォルトは12日にしています。
標準偏差1σ・・・一般的なボリンジャーバンドの設定値の1σにしています。
標準偏差2σ・・・一般的なボリンジャーバンドの設定値の2σにしています。
標準偏差3σ・・・一般的なボリンジャーバンドの設定値の3σにしています。
arrow表示位置・・・矢印の高さ
チャートによってはローソク足に重なってしまうので、ご自身で最適な高さに設定しましょう。
ロジック
ローソク足の安値が-2σから-3σの間で
現在のMACDの数値が0より小さく
現在のMACDの数値が現在のシグナルの数値より大きく
ひとつ前のMACDがひとつ前のシグナルの数値より小さく
現在のMACDが設定した交差角度の絶対値より大きいときに
上向きの矢印が表示されます。
ローソク足の高値が2σから3σの間で
現在のMACDの数値が0より大きく
現在のMACDの数値が現在のシグナルの数値より小さく
ひとつ前のMACDがひとつ前のシグナルの数値より大きく
現在のMACDが設定した交差角度の絶対値より大きいときに
下向きの矢印が表示されます。
カスタマイズ
期間や交差の深さなどは値を変更できるように作成しています。
この数値を変更することによって矢印の出現率や出現条件が変わってきますのでご自身の取引に合った数値を設定しましょう。
また、標準偏差の数値を変更して売買シグナルを増やすことも可能です。
「-2σから-3σの間でMACDのゴールデンクロスが発生すると矢印を表示」と記載していますが、正確には「パラメーターの標準偏差2σに設定した数値」と「標準偏差3σに設定した数値」の間でMACDが交差すると矢印が表示されるロジックになります。
つまり
パラメーターの標準偏差2σ = 1
パラメーターの標準偏差3σ = 2
と設定するとボリンジャーバンドの1σから2σの間でMACDが交差すると矢印が表示される仕様となります。
サブウインドウにはMT4にデフォルトで入っているMACDを設定し期間は本インジケーターと同じ数値にしましょう。
※MT4に標準で入っているMACDはヒストグラムなので、ラインの方が見やすいかと思いますので
ヒストグラムをラインに変更したインジケーターも付属でお付けします。
つまり、
このようにヒストグラムよりも
ラインの方が、MACDラインとシグナルラインの交差が見やすいですね。
活用例:レンジ相場で逆張り
ボリンジャーバンドは
といった特徴があります。
本インジケーターは±3σの範囲内に収まる確率が約99.7%であることを利用し、ボリンジャーバンドとMACDを組み合わせて逆張りの売買サインを表示します。
つまり、「ローソク足の高値が2σから3σの間でMACDラインとシグナルラインが交差したら売り」もしくは「ローソク足の安値が-2σから-3σの間でMACDラインとシグナルラインが交差したら買い」といったレンジ相場で活躍するインジケーターとなります。
以上になります。
ご覧いただきありがとうございます。
投資家の皆様のお役に立てれば幸いです。
■この商品には以下のものが含まれています。
本インジケーター(ex4形式ファイル)
MACDのヒストグラムをラインに変更したインジケーター(ex4形式ファイル)
■注意事項
売買サインで矢印が表示されますが、必ずしも矢印の通りに価格が動く訳ではありません。
インジケーターの使用により生じた不利益に関して一切の責任を負わないものと致します。
商品の特性上、返品・キャンセルはできません。
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