【仕様】
〇見た目に依存しない真の角度でMAの色が変わるインジケーターです。
・通常、角度を指標とする場合「スケール自動調整」状況下では画面上に表示しているローソク足の本数やボラティリティによって表示スケールが変化し、角度が変わってしまいます。
➟例として座標から求めた角度を数値表示するインジケーターや「角度によるトレンドライン」はスケールが変化するとともに角度を変化させてしまいます。
➟そこでスケールの変化に依存しない計算式で角度が計算され、指定した角度を超過した際に色の変わる移動平均線インジケーターを製作しました。
➟一つ角度の指標としてよく用いられる「固定スケール1:1表示状態による角度算出の一定化」がありますが、当インジケーターはそれと同じ角度が求められます。
➟よって、自動スケールでも固定スケールでも変わらない正しい角度が計算されます。
〇指定した角度以上になるとその期間のMAの色が指定した色になります。
〇正しい角度とその色表示のためにオブジェクト表示しています。
➟その関係で処理が重くなっていますので表示本数は気持ち少なめがおすすめです。
➟動作の軽いバッファ版は色の変わるタイミングがどうしても1本後にずれてしまいますがご要望があれば製作しようと思います。(ズレの改善方法知っている方がいましたらご連絡お願いいたします。)
【参考画像】
〇インジケーター導入直後(自動スケール時)(以下画像は±20度超過で赤、未満でグレー表示)
〇固定スケール1:1表示時(自動スケールと色変更表示が変わっていないことが分かります。)
【パラメーター】
- MA期間…移動平均線の期間を指定します。
- MA種類…移動平均線の種類を指定します。
- MA適用価格…移動平均線の計算に用いる価格を指定します。
- 閾値角度…色の変わる角度の基準を指定します。(±)
- 角度算出期間…何本前の移動平均線から角度を計算するか指定します。
- MA指定角度未満の太さ…閾値角度未満の色を指定します。
- MA指定角度以上の色…閾値角度以上の色を指定します。
- 表示本数…移動平均線を表示する本数を指定します。
➟多すぎると処理に時間がかかるので気を付けてください。
➟MT4の最大バー数以下で設定してください。
- 0…Noneのままで大丈夫です。
- 1…MA指定角度未満の色・太さと同じにしてください。
- 2…MA指定角度以上の色・太さと同じにしてください。