このEA_KingdomWallは、いくつかの高値・安値ラインでの反発、および、突破を利用したEAです。
4時間足ベースで動作します。
①キングダムの高い壁の如くそびえ立つ、過去の高値、安値のラインの壁を利用し、
跳ね返りでエントリー、そして、逆側の壁を目指す
②高い壁を突破した場合は、壁がなくなったことで、勢いよくトレンドが形成されることを
狙い、相場が向かう方向に突き進む
という、大きくは2つのロジックで形成しています。
とはいえ、基本はトレンドフォローがベースのEAになるので、
大局的に大きくトレンドが出ている時は、トレンドとは逆方向への跳ね返り時には
エントリーはしない、等のロジックも入れています。
狙った方向に動かなかったら(逆方向に動いてしまったら)早めに諦めるため勝率は低めですが、負け額は小さいです。
勝つときは大きく利益を取る、損小利大タイプのロジックです。
基本的にどの通貨ペアでも使えるロジックだと思いますが、
今回はよりバックテストの結果がよかったGBPJPY、USDJPY、EURJPY、EURUSD、AUDJPY、CADJPY、NZDJPYでのみ使用できるようにしています。
パラメータは基本的にプログラム内部で保持し(エキスパート設定で変更不要とし)、通貨ペアに応じて自動で切り替えるようにしています。
以下パラメータのみ必要により変更下さい。
複利運用モードも設けていますので使用可能です。
初期設定では緩めの複利運用モードにしています。ロット固定で運用したい場合はオフにしてください。
どの程度の比率でポジションを増やしていくか、調整して利用してください。
パラメータ | 内容 |
---|---|
MagicNumber_Hl | マジックナンバーです。基本、変更は不要と思いますが、本EAを同じ通貨で複数実行するようなことがあればそれぞれ変更下さい。 |
Lots | 注文ロット数です。 初期状態では1万通貨(0.1)としているため、ご予算に応じて調整下さい。 |
複利運用基準値 | 複利運用を無効(ロット数をLotsの設定に固定)にする場合は0を設定してください。
複利運用する場合は基準額を入力します。 初期値では100万円(=1000000)としています。 例) Lots=0.1, 基準値=1000000の場合: Lots=0.05, 基準値=100000の場合: Lots=0.1, 基準値=100000の場合 ※ただし、0.01未満となる場合は0.01ロット、20.0を超える場合は20ロットとします。端数は四捨五入します。 |
許容スプレッド | スプレッドが広がった際に、どこまで許容するかの指定です。 この値以上にスプレッドが広がった場合はエントリーを控えます。 |
各通貨で、1万通貨固定(1ポジションのみ、複利運用なし)で実施したテスト結果は以下です。
2007/01/01~2019/06/31の期間でパラメータ調整、バックテストした結果、および、そのパラメータで2019/07/01~2020/06/19の期間フォワードテストした結果(2019/07/01~2020/06/19の期間を運用していた場合の見込み)です。
GBPJPYのみですが、バックテスト結果詳細も載せておきます。
1万通貨固定の約13年の運用(1ポジションのみ、複利運用なし、スプレッド20)で、プロフィットファクタ2.4程度、利益264万円程度の結果です。
<バックテスト(2007/01/01~2019/06/31)>
<フォワードテスト(2019/07/01~2020/06/19)>
ちなみにですが、複利運用モードで、Lots=0.05(5千通貨)、複利運用基準値=100000円の設定で
通貨ペア=GBPJPY、有効証拠金=100000円で、2007/01/01に運用開始した場合、
2016/06 には1億円を超えるシミュレーション結果になります。
<2007/01/01~2020/06/19>
※分かりやすく、円表示でシミュレーションしています。
2009.11月、100万円越え
2014.10月、1000万円越え
2016.06月、1億円越え
あくまでもバックテストなので、これ程にうまくいくことはまず無いでしょうけど、
夢は膨らみますね(笑)
!!!!! 注意 !!!!!
複利運用すると、連敗に出くわすと、一気に資金を失ってしますので、
基準値を上げ過ぎないよう要注意です!