1.概要
値動きの極値を抽出し、ジグザグ線・マークを表示します。極値の抽出対象には「ヒゲ(高値・安値)」と「実体(始値・終値)」のどちらかを選択できます。
本インディケータはiK_ZigZagのマルチタイムフレーム対応版です。上位足のジグザグ線も表示できます。
表示できるのは次の5種類です。それぞれについて、表示・非表示を設定できます。
①ジグザグ線 極大値と極小値を交互にジグザグ線で結びます。
②包絡線 極大値同士、極小値同士を線で結びます。※
③極値のマーク 極大値と極小値にマークを表示します。※
④極値ヒストリーのマーク 極大値と極小値のヒストリー(履歴)にマークを表示します。※
⑤タイムフレームのキャプション
※②~④は、チャートのタイムフレームについてのみ表示できます。
初期設定での実行例です。
※下の実行例にはiK_Banners・iK_Flagsも表示されていますが、本インディケータには含まれません。
姉妹商品iK_ZigZagと同じように表示することもできます。
※下の実行例にはiK_Banners・iK_Flagsも表示されていますが、本インディケータには含まれません。
基準時刻の垂直線インディケータiK_BaseTime Lineとの連携例です。
※下の実行例にはiK_Banners・iK_Flagsも表示されていますが、本インディケータには含まれません。
2.インストール
ダウンロードしたZIPファイルを展開し、MT5のデータフォルダへドラッグ・アンド・ドロップすることでインストールできます。
次の動画を参考にしてください。
- インディケータのインストール[MT5版], Itoshima K, YouTube
次のファイルがインストールされます。
- インディケータ本体ファイル:[MT5のデータフォルダ]-[MQL5]-[Indicators]フォルダ
iK_MTF ZigZag.ex5
3.設定項目
[共有]タブ
[インプット]タブ
■■■ 1. ジグザグ
□□□ 1.1 基本設定
極値の抽出対象、ZigZagのパラメータ(Depth、Deviation、Backstep)を設定します。
□□□ 1.2 ジグザグ線・包絡線の設定
線の設定(色・線幅・線種)は[カラー]タブで行います。
□□□ 1.3 極値マーク・ヒストリーマークの設定
マーク(種類・垂直シフト量)を設定します。マークの色・大きさは[カラー]タブで行います。
マークの種類は、下の表の番号を指定してください。
□□□ 1.4 キャプション
キャプションの表示・非表示、フォント、フォントの大きさを設定します。
■■■ 2. マルチタイムフレーム
上位足のタイムフレームを設定します。
(管理用のパラメータ)
[カラー]タブ
線の色・線幅・線種、マークの色・大きさ(項目「幅」)を設定します。無色(None)を指定すると非表示にできます。
それぞれ、次の項目で設定します。
①ジグザグ線 ZigZag1~6、ZigZagElse
②包絡線 HiEnvelope・LoEnvelope
③極値のマーク HiMark・LoMark
④極値ヒストリーのマーク HiMarkHistory・LoMarkHistory
①において、ZigZag1~6は上位足のタイムフレームの、ZigZagElseはチャートのタイムフレームのジグザグ線です。指定した上位足のタイムフレームがチャートのタイムフレームと一致する場合は、ZigZag1~6が優先されます。
②~④はチャートのタイムフレームについてのみ表示されます。
4.注意事項など
使用期限
本バージョンには使用期限が設定されています。
期日前にバージョンアップのお知らせをいたしますので、引き続きご利用いただけるよう、ダウンロードしてください。バージョンアップは無料です。
免責事項
本インディケータを使用することによって生じるいかなる損害に対しても一切責任を負いません。
また、本インディケータの提供を予告なしに中止することがあります。
禁止事項
本インディケータのファイル及び使用権を譲渡すること(あるいは貸与すること)を禁止します。
また、譲渡された(あるいは貸与された)本インディケータの使用を禁止します。
5.動作確認
次のMT5環境で動作確認を行っています。
- メタクオーツ・ソフトウェア・ジャパン
- OANDA Japan
- アヴァトレード
- フィリップ証券
- 外為ファイネスト
6.既知の不具合・バグ、対処方法 など
現在のところはありません。
7.改訂履歴
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- v1.12.03j,2022/4/13
小さな修正を行いました。
使用期限を2022/10/31に更新しました。
- v1.12.03j,2022/4/13
- v1.12.03j,2022/4/12
最初のバージョン。