【EAの説明】
日中の値動きの激しい時間帯はトレンドフォローで利益を伸ばし、値動きの小さい時間帯は逆張りでコツコツ利益を積み上げます。
サーバー時間の23時から翌日5時まで逆張りトレード、5時以降は順張りモードでの動作となります。
■設定変更する場合
・USDJPYの5分足に最適化された設定になっていますが、設定を変えることでGBPJPYにも対応できます。
・初期設定では5分足チャートに最適化されていますが、設定を変えることで1分足チャートにも対応できます。
・取引回数は5分足チャートで年間300回、1分足チャートで600回前後です。
・ワンショット型のEAですのでロットを上げて運用できるEAに仕上がっています。
・他のEAとの同時稼働可能。
・マジックナンバーは他のEAと被らないように設定してください。
【順張りモードの売買ロジック】
順張りモードでは、3本の移動平均線からパーフェクトオーダーを見極めて売買するロジックを採用。
販売中のEA「PerfectOrder_GBPJPY(パーフェクトオーダー ポンド円)」と同じロジックとなります。
■短期・中期・長期の移動平均の期間は自由に変更できます。
MAPeriod1 = 75; // 短期移動平均(1分足目安375、5分足目安75)
MAPeriod2 = 150; // 中期移動平均(1分足目安750、5分足目安150)
MAPeriod3 = 240; // 長期移動平均(1分足目安1200、5分足目安240)
■GBPJPYの5分足チャートで稼働させる場合、以下の数値を参考に設定を変更してください。
短期移動平均 30
中期移動平均 225
長期移動平均 300
※使用する移動平均は単純移動平均線(SMA:Simple Moving Average)になります。
【逆張りモードの売買ロジック】
逆張りモードでは、テクニカル指標のボリンジャーバンド2σ(シグマ)とRSIとローソク足から買われ過ぎ売られ過ぎの反転ポイントを見極めて売買します。
日本時間の早朝にトレードします。
初期設定では、サーバー時間の23:00~翌5:00までが逆張りモードの時間です。
開始時刻の23:00は固定ですが、逆張りモード終了時間はサーバー時間の4時~9時までの範囲で変更できます。
早朝にトレードするのでスプレッドが開いている可能性があります。
必ずMaxSpreadを50(5pips)以内に設定して運用してください。
サーバー時間の23:00は、GMT+2(冬)/+3(夏)のブローカーの場合、冬時間では日本時間の6:00、夏時間では日本時間の5:00になります。
■ボリンジャーバンドの計算期間は自由に変更できます。
Bands = 70;// ボリンジャーバンドの計算期間(目安70)範囲10~180で指定
ボリンジャーバンドの計算期間を短くすることで、プロフィットファクターは上昇しますがトレード回数は減少します。
【参考データ】
2007年1月1月~2023年12月10日のバックテスト結果です。
TDSを使用し、変動スプレッドにて計測したバックテストになります。
USDJPY 5分足
短期移動平均 75
中期移動平均 150
長期移動平均 240
ボリンジャーバンドの計算期間 70
プロフィットファクター 1.20
トレード回数 6492回
純益 20065ドル
短期移動平均 75
中期移動平均 150
長期移動平均 240
ボリンジャーバンドの計算期間 10
プロフィットファクター 1.20
トレード回数 5301回
純益 17532ドル
ドル円でボリンジャーバンドの計算期間を70から10に変更しても、プロフィットファクターは1.20で変わりありませんでした。
しかしながら、トレード回数が6492回⇒5301回に減少するので、トータルの収益は下がりました。
USDJPY 1分足
短期移動平均 375
中期移動平均 750
長期移動平均 1200
ボリンジャーバンドの計算期間 70
プロフィットファクター 1.14
トレード回数 10730回
純益 17914ドル
時間軸を1分足に変更すると、プロフィットファクターは1.20⇒1.14に下がりました。
トレード回数が6492回⇒10730回に増えましたが、トータルの収益は下がりました。
設定を変えることで、ポンド円にも対応できます
GBPJPY 5分足
短期移動平均 30
中期移動平均 225
長期移動平均 300
ボリンジャーバンドの計算期間 70
プロフィットファクター 1.17
トレード回数 5148回
純益 22579ドル
短期移動平均 30
中期移動平均 225
長期移動平均 300
ボリンジャーバンドの計算期間 10
プロフィットファクター 1.19
トレード回数 4230回
純益 22298ドル
ポンド円でボリンジャーバンドの計算期間を70から10に変更することで、プロフィットファクターは1.17⇒1.19に上昇しました。
しかしながら、トレード回数が5148回⇒4230回に減少するので、トータルの収益では変わりませんでした。
上記のバックテスト結果を参考に、最適な設定での運用をお試しください。
【対応証券会社】
GMT+2(冬)/+3(夏)のブローカーに対応
【バージョンアップ履歴】
バージョン1.01(2023.12.18)
1、週末クローズ設定の追加(プロパティで週末に強制決済するtrue しないfalse)
金曜日の22:40~(夏時間)23:40~(冬時間)にポジションを強制決済します。月曜日の朝8:00まで新規のオーダーは行いません。
2、新規エントリー回数の上限設定の追加
システムバグ等でエントリーとエグジットの無限ループが行われた際の、保護機能を実装致しました。
通常EAによる新規エントリー回数は多くても1日3回くらいです。
短時間で10回以上エントリーとエグジットが行われると保護機能が働き、それ以上新規のエントリーは行われなくなります。
手動で決済をするなどして上限に達した場合、MT4を再起動することでカウントが0にリセットされます。
プログラム内の回数リセットタイミングはサーバー時間の4:00(日本時間の10:00~11:00)と、11:00(日本時間の17:00~18:00)と、18:00(日本時間の24:00~1:00)の3回です。
3、スプレッドが広がったときに注文を出さない設定を追加しました。
許容スプレッド BidとAskの値の差を入力 例50⇒5pips
デフォルト MaxSpread = 100
4、新規エントリーする曜日を選択できるようにしました。
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