HLブレイクプラスは、水平ラインブレイクを利用したシンプルなトレンドフォロー型EAの15分足用版です。
直近一定期間の最高値、最安値を超えたら、抜けた方向に、買いポジションまたは売りポジションを持ち、複数あるクローズ条件のいずれかが発生、もしくは、注文時に設定した指値、逆指値で決済します。
もう少し詳細をこちらのブログ(https://fx-improve-oneself.blogspot.com/2020/05/mt4ea.html)にまとめていますが、この内容にさらにロジックを追加しています。
・現在のトレンド判定を行い、上昇/下降トレンド中は逆方向(売り/買い)の注文を行わない
・さらにクローズ条件(利益確定)追加
など。
狙った方向に動かなかったら(逆方向に動いてしまったら)早めに諦めるため、勝率は低いのですが負け額は小さく、勝つときは大きく利益を取る、損小利大タイプのロジックです。
実際に運用している限りでは、値動きの激しいGPBJPYなどがより向いている感じではありますが、基本的にどの通貨でも使えるロジックだと思いますが、今回はよりバックテストの結果がよかったGBPJPY、USDJPY、EURJPY、EURUSD、AUDJPYでのみ使用できるようにしています。
パラメータは基本的にプログラム内部で保持し(エキスパート設定で変更不要とし)、通貨ペアに応じて自動で切り替えるようにしました。
動きが乏しい時など、我慢が必要な時期もあるかもしれませんが、トレンドが出た時には活躍してくれるはずです。
以下パラメータのみ必要により変更下さい。
パラメータ | 内容 |
---|---|
MagicNumber_Hl | マジックナンバーです。基本、変更は不要と思いますが、本EAを同じ通貨で複数実行するようなことがあればそれぞれ変更下さい。 |
Lots | 注文ロット数です。初期状態では1万通貨としているため、ご予算に応じて調整下さい。 |
許容スプレッド | スプレッドが広がった際に、どこまで許容するかの指定です。 |
各通貨で、1万通貨固定(1ポジションのみ、複利運用なし)で実施したテスト結果は以下です。
2007/01/01~2019/06/31の期間でパラメータ調整、バックテストした結果、および、そのパラメータで2019/07/01~2020/05/22でフォワードテスト(パラメータ未調整)した結果(2019/07/01~2020/05/22で運用していた場合の見込み)です。
EURJPYのみですが、2007/01/01~2020/05/22を合わせて実行した結果詳細も載せておきます。
1万通貨固定の運用(1ポジションのみ、複利運用なし、スプレッド15)で、プロフィットファクタ1.53、利益157万円の見込みです。