概要 |
30分足で相場環境を判断し、上昇局面において5分足の押し目で買いエントリーします。
同じ価格帯でのエントリーはしないようにしており、ポジション毎の間隔は10pips以上開けるようにしています(パラメータにより変更可能)。
基本的に損切りはしません(パラメータにより変更可能)。そのため、ドローダウン(DD)に耐えられるだけの資金と低ロットで運用する必要があります。
DDを抱えている間も買いスワップを得ることも狙いなのでマイナススワップの売りではエントリーしません。
買いスワップがマイナスのときはエントリーを見送ります。
下落トレンドではエントリーしませんが、調整の戻り局面ではエントリーします(パラメータにより変更可能)。
開発の経緯 |
以前,ト〇リピEAを自作して運用していたのですが,
・暴落していってるときはエントリーしないようにならないかなー
・上昇局面でのみエントリーするようになったら含み損を少なくできるんじゃないかなー
・トラリピのような等間隔でエントリーするのではなく,一定間隔以上離れたら押し目でエントリーするようにしたいなー
そんな思いからこのEAを作りました。
相場はいつか戻ってくるという思想がベースになっており,
基本的に損切り設定はせずに,ドローダウンに耐えられるために多めの資金で小ロットで回すことを想定しています。
なぜUSDCHF? |
本EAの性質上、なるべく一定の幅を動くレンジを形成しやすい通貨ぺアを選択する必要があります。
USDCHFは月足を見ると2015年のスイスフランショック以降は非常に安定していることが見て取れます。
さらに買いスワップも多めなので買いでのみエントリーし損切りしない本EAにとってUSDCHFは非常に適した通貨ぺアであると言えます。
ト〇リピEAとの比較 |
ト〇リピの場合、暴落時にどんどんエントリーしていって含み損が一気に膨らんでいきます。
2012年から2019年でバックテストを行った結果、スイスフランショック時に6,681ドルのものドローダウンを抱えることがわかりました。
一方、Gricoのドローダウンはト〇リピの3分の1以下に抑えられているのが見て取れます。
ト〇リピEAのバックテスト結果 |
Grico_USDCHFのバックテスト結果 |
パラメータの説明 |
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- マジックNo
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- MagicNoを入力します。
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- 0~999999999の範囲で設定します。他のEAを稼働させる場合、重複しない数値にしてください。
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- ロット数(最大0.50)
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- 1トレードあたりのロット数を入力します。
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- 0.01~0.50の範囲で設定できますが、ブローカーによって最小ロット数は異なるのでご利用されるブローカーの仕様に合わせて設定してください。
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- エントリー間隔(pips)
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- 現在保有中のポジションから何pips以上離れたらエントリー可能とするか設定します。
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- 小さい数値にするほど頻繁にエントリーするようになります。
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- デフォルトは10pipsとしています。
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- 利確(pips)
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- 利確幅をpipsで入力します。
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- デフォルトは20pipsとしています。
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- 損切(pips)
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- もし損切り設定したい場合はここで設定できます。
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- 0にすると損切りはしません。
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- 本EAは損切りしない前提で作っているので、デフォルトは0としています。
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- エントリー上限
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- この価格以上ではエントリーしません。
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- デフォルトは1.05としています
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- エントリー下限
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- この価格未満ではエントリーしません。
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- デフォルトは0.75としています。
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- 順張りのみ
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- 上位足のMAからトレンド方向を判断しています。
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- trueに設定すると下落トレンドでエントリーしないようにすることもできます。
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- 下落トレンド中でも調整局面ではエントリーさせたいのでデフォルトはfalseにしています。
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- 最大ポジション数
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- 保有できるポジション数の最大値を入力します。
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- 資金に応じてドローダウンに耐えられるよう設定してください。
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- 許容スリッページ(pips)
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- エントリーする際に、許容できるスリッページを入力します。
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- ここで設定した数値以上スリップした場合にはエントリーしません。
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- ブローカーによっては機能しない場合があります。
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- 許容スプレッド(pips)
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- エントリーする際に、許容できるスプレッドを入力します。
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- ここで設定した数値以上にスプレッドが拡大している場合にはエントリーしません。
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- ブローカーによってスプレッドは異なりますので、ご使用の環境に合わせて設定してください。
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