私自身で使用することを前提に、破綻しない（しにくい）安心できるEAを開発しました。
一般的な1ポジEAでは、大きなDDが続くとこのEAはもうダメなのか、それとも最大DD以内だから証拠金が減り続けても使用すべきか迷ってしまうものです。
そこでナンピンマーチンの力を借りて逆行した時の含み損を回復しようと考えました。
しかしナンピンマーチンでは難題があります。
1.際限なくマーチンゲールでポジションを取っていたら破綻してしまう。
最大7ポジション（最初のLots0.03ならトータルLots3.81)です。0.01なら1.27です。
2.ナンピン系では担がれてポジションが大きくなった時のマイナススワップに耐えられない。
プラスのスワップの買いのみにしています。
3.できるだけ長いバックテストで安心したい。
リーマンショック以前の2003年5月からTDSでのバックテストでも破綻していません。
4.買いだけだと、下降トレンド時が心配。でも取引回数は多い方が良い。
過去10年のバックテストで5000回以上の取引があります。
急な下降トレンドでは数日間、新規ポジションを取らないことがあります。
5.バックテストとフォワードの乖離
5分足確定後の始値で取引しますので再現性が高いと考えます。
確定後の利確になりますのでTP値よりも大きな利確になり易いです。
以上を設計コンセプトにしました。
ストップロスについて
ナンピンをしていく上で単ポジの様なpipsでは動作不能です。また、多ポジションになるために大きなSL設定にならざるを得ません。Ver1.0で（大きな）SL設定を組み込んだところ、動作が遅くなったり大きなLogが出来たりでしたので、以降あえてSLを外してあります。
2003年からの20年間TDSバックテストでも、証拠金100万円Lots0.03破綻無しでで530万円の利益を出しています。
安全性を考慮すると、50万円の証拠金でLots 0.01 を推奨します。
2003年5月からの証拠金100万円Lots0.03 TDS変動スプレッド（初期設定）でのバックテストです。
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