サポートや抵抗を帯として表示させる
- サポート&レジスタンスを”線”ではなく値幅を持った”帯”として表示できます。
- サポート帯レジスタンス帯で反発した箇所に印(〇印)をつけることができます。
下の画像は使用例ですが、特に青色のラインのような、ラインちょうどで反発しているわけではないが、サポート&抵抗帯として注目されている領域を分かりやすく表示させることができます。
帯の上下ラインだけ表示、反発マークだけ表示といった使い方もできます。
好みに応じて使い分けてください。
値幅を入力するだけの簡単操作
使い方は簡単。チャート上にインジケーターをセットした状態で、水平ライン(トレンドライン)のプロパティ設定画面の説明欄に値幅(片側分)を入力してください。
値幅の簡単入力
値幅を入力する際、プロパティ画面を介さずに簡単入力する機能があります。
本ツールをチャートにセットした状態で、値幅(片側分)の数値キーを押しながら、対象のラインをクリックするだけ。
押したキーの数値がそのままプロパティの説明(=値幅)に反映されます。
ただし、1-9の1桁数字に限定されるので、それ以外の値幅を指定したい場合は、プロパティ画面からの入力をお願いします。
抵抗帯に到達/反発でアラート
抵抗帯に到達した/抵抗帯で反発したタイミングでアラートする機能もあります。
ラインタッチでアラートするインジケーターにありがちな、わずかにラインに届かずせっかくのエントリー/決済チャンスを逃してしまう場面。
でも、本ツールならちゃんとアラートを出してくれます。
アラートを出すタイミングは到達時と反発時の2種類。
特に、反発でサインを出す市販のツールはほとんどありません。「反発でアラートするツールが欲しかったけど、探しても見つからなくて困ってた」方にはぜひ使っていただきたいです。
設定方法
アラートを出したいラインのプロパティを編集します。
到達でアラートを出したい場合は、ラインプロパティの説明欄に値幅の数値+”@”をつけてください。
キーボードの”@”を押しながら、対象のラインクリックすると説明欄の最後に”@”が自動で付与されます。
反発でアラートを出したい場合は、ラインプロパティの 説明欄に値幅の数値+ “/”をつけてください。
キーボードの”/”を押しながら、対象のラインクリックすると 説明欄 の最後に”/”が に自動で付与されます。
到達、反発両方でアラートを出したい場合は、説明欄に値幅の数値+”/@”をつけてください。
上述のキーを押しながらクリックのやり方で”/”と”@”を1文字ずつ入力してください。
抵抗帯で2回反発でアラートを出したい場合は、説明欄に値幅の数値+”//”をつけてください。
これも同様にキーを押しながらクリックのやり方で、”/”を1回ずつ入力してください。一回目の反発、2回目の反発両方でアラートを出します。
数字の0キーを押しながらラインをクリックで、説明欄が空白になります。
値幅やアラートの指定が消えます。
SHIFTキーを押しながらラインをクリックで、アラートを出すための記号
(“/”マークや”@”マーク)が消えます。値幅表示は残ります。
アラートメッセージ例
パラメーター
その他補足事項
注意事項
- 抵抗帯を表示させるためには位置指定、値幅指定、アラート指定を各自の裁量で行います。チャート形状から自動で抵抗帯を作成するツールではないです。
- 1つの抵抗帯につけられる〇マークは10個までです。マークが新しく追加された場合は一番古いマークが削除されます。
- 山、谷の判断基準として「フラクタル」を採用しています。(左側2本目~右側2本目までの範囲で真ん中の値が最高値/最安値ならばそのピークを山/谷とするという考え方)
- プロパティに値幅を指定しなければ、普通の水平ライン/トレンドラインとして表示されます。状況に応じて使い分けてください。値幅のないラインにはプロパティに”@”をつけるとライン到達時のみアラートを出します。
- チャートのプロパティ画面の右下のライン等の説明を表示にチェックを入れることをお勧めします。現在の値幅やアラートの設定値がチャート上に表示させることができます。