相場を難しく考えないでください! |
はじめに
相場を追い続けること25年、直近10年間はトレードによる安定した収益を得ながら、多くのトレーダーの参考となるトレードシステムの開発を本業として参りました、システムトレーダー『ドル之助』と申します。
投資対象にしている範囲は広く、日本株、アメリカ株、先物、オプション、FX、CFD、バイナリーオプションなどなど、何でもやっています。
この中で、特にFXについては比較的手続きが簡単に取引口座が開設できて、日本が祝日であっても相場が動いていることと、土日を除く24時間5営業日連続で相場が動いていますので、空いた時間に気軽にポジションを持つことができることが魅力的です。
しかも、FXではMetaTrader4(MT4)というオープンプラットフォームが普及しており、私の開発スキルを生かして、自分用に様々なEAやインジケーターを作成して参りました。
MT4が流行る前(MT3時代)まではVTTrader用のシステムも開発したことがありましたが、その後、リーマンショック前くらいから主流がMT4に移り、その後はMT4専用システム開発者として活動しております。
このたび、ゴゴジャン様から会員様へお使いいただける場をいただきました。
定期的に私の自作システムをご提供させていただこうと思っております。
第一弾 『Channel Monitor(チャネルモニター)【ドル円専用版】』登場!!
私の第一弾システム『Channel Monitorインジケーター【ドル円専用版】』をご紹介します。
※本システムはドル円版です。通貨ペア制限なしのバージョンは
『Channel Monitorインジケーター版(9980円)』ですので、ご注意ください。
このシステムを設定するだけで大相場の初期段階で高勝率なポジション取りが可能となります。
相場は波を打ちながらトレンドを形成します。
揉み合いのレンジ相場であっても、一定範囲(バンド)でトレンドを示すことが多いです。
その一定範囲を定義する上限、下限の線を引くと、平行線を呈することが良くあります。
いわゆる、チャネルと呼ばれる平行線で相場が収まることがよくあります。
レンジ相場はいずれ崩れ去る!!
上のチャートでは左から、ジリ下げ後に大きく急上昇した後調整し、直近で赤色と青色の平行線(平行チャネル)に収まったレンジ相場となっています。
ただし、このチャネルは緩やかな下落方向を示しており、チャネル内に相場が収まり続ける限り、総じて緩やかに下落していくことが予想されます。
その後、相場はチャネルを突破し始めます。
上のチャートにセットしたツールでは、チャネルは精々、直近300本の足で定義されるように設定していますので、いずれチャネルを抜けていくはずです。
ただ、明瞭なチャネルであるほど、相場参加者はチャネルを意識していることになり、チャネルを突破したとするとレンジを想定していた相場参加者は逆の見方をするようになります。
例えば、ここで黒の実践の2つの似たような相場があったとします。
緩やかな下落が続いていますが、チャネルを引くと同じような傾きの上下線に挟まれたバンドとして相場が進んでいます。
ただ、チャネルとの接点に注目すると、チャネルパターン①の方が②よりもチャネルでキッチリ反転しているポイントが2箇所も多いです。
この2パターンを比較すると、この後の相場で、②の相場より①の相場の方がチャネルで跳ね返される可能性が高いだろう!?と予測することは合理的ではないでしょうか。
一方で、チャネルパターン①のチャネルを上に突破(ブレイク)した場合は、相場の見方が変わることになります。
チャネルがぱっと見で強固なものほど、相場参加者が意識しており、そのチャネルを突破したら相場の見方を反転させるでしょう。
「Channel Monitor」はチャネルを自動で引いてくれます。短期的な相場の環境認識ができるだけでなく、反転する可能性が高いチャネルタッチでのポイント、ブレイクした場合の大相場が始まりそうなポイントを明確に示してくれます。
特に長い時間足での重要ポイントはその後の超大相場に初期段階で情報を与えてくれることになります。
その情報はスマートフォンへのプッシュ通知やメール配信機能により、リアルタイムに知ることが可能です。
右上にブレイクと判定した場合のレートや日時が表示されます。
この情報がそのままお使いのモバイル端末等に届きます。
レンジ相場を突破するとどうなるか?
チャネルを外れる(突破する)場面では、相場が激しく動くことが良くあります。
上のチャートでは赤色のトレンドラインを上に突破したばかりの場面です。
その後、上昇は継続し、それが騙しでなく、勢いよくチャネルを突破したことが確定しました。
使用する各時間足チャートで同じようにチャネルを引くことが可能で、突破した場合の勢いに差はあるものの、チャネルから徐々に離れていくことが十分予想されると思います。
こういうタイミングでブレイク方向(チャネルから離れる方向)にポジションをとることで、チャートの時間足に応じた値幅が狙えるのではないでしょうか。
1分足で引けるチャネルですと数pips程度、30分足や1時間足などの中長期時間足でしたら数十~数百pipsの値幅が狙えると思います。
詳細・購入例1: EURUSDのブレイクアウト
その1 ブレイクアウト判定
その2 ブレイクアウト後、急降下!
例2: GBPUSDのブレイクアウト
その1 ブレイクアウト判定
その2 ブレイクアウト後、急上昇!
チャートの時間足に応じて、狙える値幅が異なりますが、欲張らなければかなりの高精度で利益を獲得できる手段となります。
特に大きい時間足ほどブレイクアウトのインパクトは大きくなりますので、大きく稼ぐチャンスとなります。
なお、チャネルをブレイクすると、それまで引かれていたチャネルは役目を終えることになりますので、改めて引き直す必要があります。
チャートの左上に「リフレッシュボタン」がありますので、1回クリックすると新たなチャネルが引き直されます。
ブレイク失敗でレンジが続く方が確率が高い!!
一方で、チャネルに挟まれた空間はレンジ相場を形成するエリアとなりますので、ブレイクせずにチャネルに跳ね返された場合は、再度チャネル内に収まりつつ、もう一方のチャネルを目指す動きが期待できます。
この5分足チャートにおける赤色と青色で挟まれた上下チャネルの値幅は約27pipsで、跳ね返されたことを確認してエントリーしても十分値幅が狙えます。
中間線が引かれたラインでチャネル内における値動きはニュートラルになりますが、チャネル自体が下落していれば、下のチャネルを目指す動きとなる確率は高いでしょう。
中間ラインで半分のポジションを利益確定するなど、損失を限定するような手法もお薦めとなります。
ただし、相場の値動きには時間足で言う『髭(ひげ)』に当たる若干の騙しが存在します。
この飛び出しに如何に騙されないようにするか、非常に大事な判断が要求されます。
上のチャートでは赤色と青色のチャネルのラインが引かれますが、上下に黄色のバッファー線を引いており、ここにタッチしない限りチャネルをブレイクしたと判定しないようにしています。
今回のツールでは、これを自動的に表示させ、チャネルを突破したかどうかの判定ができます。
上のチャートの値動きでは赤のチャネルを越えたものの、バッファー線までギリギリ到達できずにブレイク判定をしていない例です。
すなわち、騙しを回避した例です。
その後、予想通りに下げていきました。
単純に赤色のチャネルでブレイクポジションを取っていたら、含み損を抱えてしまうことになったでしょう。
このようにチャネルは突破すると相場が大きく動く可能性が高く、一方でチャネルのラインの跳ね返されると、もう一方のチャネルを目指す値動きとなる可能性が高い、どちらのポジションを取るとしても非常に参考になるラインであることがお分かりいただけると思います。
これらは偶然ではなく、過去のうねりを伴う相場におけるローソク足の上限下限がチャネルのラインにうまく収まっていることが確認できれば、それは多くの相場参加者が意識しているラインであり、明確であればあるほど、未来の相場の動向に影響することになります。
『Channel Monitor』では赤色と青色のチャネルにタッチした瞬間にアラートとポップアップ画面を表示させ、その情報をモバイル端末に送信します。
チャネル内での揉み合いを想定した逆張りトレードを実行したい場合は、このチャネルタッチアラートを参考にしてポジションを取るようにしてください。
なお、チャネルには1度タッチすると2回目以降はスルーされますので、もう一度アラートを設定したい場合は「リフレッシュボタン」を1回クリックしてください。
チャネルの突破は夕方以降に狙うのが吉!!
チャートにチャネルが引けるということは、相場が揉み合い状態にあったり、緩やかにトレンドを形成していることを意味します。
相場を動かすためにはエネルギーが必要であり、そのエネルギーは相場での取引量(出来高)に比例します。
1日のうちで取引量が一番多いのがロンドンタイム~NYタイムであり、皆さんも経験的に日本時間の夕方~深夜までの時間帯が一番大きく動くと感じていらっしゃるはずです。
さらに、夕方以降はチャネルを突破しやすくなるのと同時に、大きくトレンドが発生することにもなり、ブレイク方向にポジションをとれば大きな値幅が狙えることにもなります。
逆にチャネルを使ったレンジ取引(逆張りスキャルピング)を狙いたいときはオセアニアタイム~東京タイムが狙え目となります。
僅かな値幅狙いであればこの手法がお薦めとなります。
勝率は高く、面白いように利益が積み上がりますが、ロンドンタイムに近づくほど、また中国やオーストラリアの指標発表が近づくほど、チャネルを突破しやすくなりますので、経済カレンダーを確認しつつ、その時間帯よりも早めに、程々に切り上げる方がいいでしょう。
チャネルのラインを引けることが勝ち組入りへ直結する!!
チャートを開いて、「さー、チャネルを引こう!」と思っても、実際、チャネルの2本のラインを引くのは意外と難しいです。
毎日相場を見続けて、何年も相場で食べていけている人であっても、見えているチャネルは千差万別でしょう。
ただ、千差万別になるのは、描かれたチャネルが相場にしっくりいっているもの、しっくりいっていないもの、様々であるからです。
Aトレーダーはあるチャネルが効いていると思っていても、Bトレーダーは別のチャネルを引いていて、それが過去の相場に非常に順応したラインとなっているかもしれません。
順応したラインほど、相場参加者の意思がハッキリと込められていると解釈すべきでして、Aトレーダーはそれに気が付かずにポジションをとっているのかもしれません。
こういう差が資産運用におけるパフォーマンスの差に表れることになります。
私が今回ご提供させていただく本ツール(Channel
Monitor)はチャート上に設定した瞬間、直近の相場(チャート上における一定範囲)でのチャネルのラインを自動で表示し、お客様にチャネルを提案します。
引かれたラインを過去の値動きに照らし合わせ、過去の短期的な高値安値のピークが、できるだけライン上で止まっているチャネルを見つけることが第一の作業となります。
短い時間足チャートで薄利を狙うことが原則!!
本ツール(Channel Monitor)は原則、スキャルピング用インジケーターとしてお使いいただくことを目的として作成しています。
監視体制に入り、相場が動いてアラートがなりましたら、速やかにブレイク方向にポジションを取るだけです。
特にロンドンタイム~NYタイムの大きいうねりを狙って仕掛けることが大事です。
通貨ペアは制限していません(ドル円限定バージョンあり)。
上の8つのチャートにそれぞれ「Channel Monitor」をセットし、チャネルを上にブレイクして3つの買いポジション(EURJPY,EURUSD,AUDUSD)を取った状態です。
その後、ポンド円でも上方ブレイクし、買いポジションを取っています。
その後相場は進んで、EURJPYで大きく上昇していますが、その他はやや勢いがないようです。
ここでEURJPYのチャートをよく見ると、オレンジのストップラインに接近し、上昇スピードが落ちています。
チャネルの上下に表示させているストップライン(オレンジ色の抵抗線と水色のサポート線)はチャネルの方向性を指示する最後の抵抗線ですので、ここで一旦、利食いすることを推奨しています。
案の定、短期的なピークを打ち、ここで利食い決済を判断します。
ある通貨ペアの反転は他の通貨ペアの動向にも左右しますので、ここでは他の3つのポジションも一旦、利食い決済(1つ損切り)しています。
各1ロットを入れて、約10分程度で150ドルを確実にゲットしました。
今回は1分足チャートにセットしましたので、さほど大きく利益を取ろうとはしませんでしたが、ロンドンタイム~NYタイムではチャンスがたくさん転がっていますので、毎日、チャレンジしていただきたいと思います。
長時間足チャートで大相場開始の初期段階を狙う!!
先のトレードの例では少ない利益をゲットすることができましたが、1時間足や日足など、長い時間足で「Channel Monitor」をセットし、ブレイクした場合は、大きな値幅が狙えることになります。
もしかすると、これまで乗ったことがない大相場の初期段階でエントリーできるかもしれません。
チャネルは相場参加者の多くが参考にしている指標ですので、ブレイクしたことが明確であればあるほど、騙しもなく、一気に相場が進む可能性は高いです。
一旦含み益が乗れば、あとはストップ注文を入れておいて、利を伸ばすことができますし、半分だけ利食いして、勝ちを確定しつつ、次に引かれるチャネルのライン到達まで目標に保有を続けることもできるでしょう。
トレンドフォローの力が付くのも「Channel Monitor」の最大のメリットの1つです。
環境認識をやるのと同時に、直近の相場がチャネルのどこに位置しているか、確認するのも良いでしょう。
チャネル継続を狙って逆張りスキャルピングも可能!!
オセアニアタイム~東京タイムでは取引高が少ないこともあって、レンジ相場が続く場合が多いようです。
従って、このような相場ではチャネルタッチでの逆張りポジションを取って少ない利益を狙うことも可能です。
ここで言うレンジ相場というのは、チャネル内に収まる値動きのことです。
チャネルは水平とは限らず、緩やかに上昇や下落を呈することが多いです。
上のチャートでは上下動をしながら緩やかに上昇しているように見えます。
こういう場合は、赤色のチャネルラインまで待って、買いポジションを入れて、青色のチャネルで利食いする、というスタンスが有効でしょう。
チャネルはやや上向きですので、売りを狙うのは不利となります。
少なくとも、チャネルを割りさえしなければ、買いポジションは含み益を増やしていく可能性が高い場面であると判断できます。
ただし、あくまでもロンドンタイムに入る前までに、このスタイルは終了した方が良いでしょう。
なお、チャネルタッチでもアラート音が鳴り、プッシュ通知やメール送信されます。
このタイミングで逆張りポジションを取って薄利を狙うことも有効です。
おわりに
相場は波を打ちながら徐々にトレンドを形成しつつ、そのトレンドはいつか崩れて大相場が開始される、ということを繰り返してチャート上の時間足という形で反映されます。
この大相場に乗るということはトレーダーの誰もが憧れるポジション取りであり、チャートを長めながら、ひたすらチャンスを待っているのが現状ではないでしょうか。
ただ、ひたすらチャンスを待つのも、誤った指標の使い方では意味がありません。
自分の判断がまるっきり反対方向に向いているかもしれません。
一方で、今回ご紹介した「Channel Monitor」は、多くの相場参加者の意思が反映しているチャネルを、崩されたときの心理的な反転をうまく利用することを目的としています。
すなわち、これまで続いていたトレンドが崩れたときの相場参加者のショックを利用して、より高勝率で確実な利益の奪取を目指します。
「Channel Monitor」で示された下落チャネルを上に突破する、または上昇チャネルを下に突破する、ところを狙うのが有効です。
使用するチャートの時間足に比例して狙える値幅は違いますが、短い時間足ほどチャンスは多く、長い時間ほどチャンスの間隔は広がります。
まずトレードにおける面白みを実感することも大事ですので、個人的には5分~15分足でのご利用をお勧めしたいと思います。
一方、サラリーマンさんや自営業者さんなどは、日中などにモバイル端末などを頻繁にチェックすることはできません。
そのような方については1時間や日足などで、大きく利益を狙うことをお考えいただければ、多少遅延したところで、無理なく利益を得ることができるでしょう。
今回、「Channel Monitor」はMT4のインジケーターとしてご提供することになりますが、そのインジケーターのシグナルに連動する自動売買EA版(半自動ツール)もご用意しますので、是非、お求めいただきたいと思います。
インジケーターをセットしてブレイクを待っても、忙しい方は注文ができない、という場合でも、自動でポジションを取ってくれるツールです。
特にこれまでトレードで負け続けていた方には「目に鱗」的なツールに仕上がっていると思っています。
概念は分かっていても、チャネルを引くのが難しい、という方に是非お使いいただきたいと思っています。
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