■ EA BREAKTHROUGH はどんなEA?
BREAKTHROUGHという言葉は
打開・進展・突破などの意味があるポジティブな意味があります(˘ω˘ )
高値安値を目安としボラティリティ判断要素を取り入れたオリジナルのブレイクアウト戦略をベースに、細部に渡る自由な設定パラメータを用いかつ、過剰最適化を避けるためにアウトオブサンプル方式にてEURUSD・USDJPY・GBPUSD向けに最適化を行ったパラメータを内蔵したEAです。
EURUSDで運用した場合の平均ポジション保有時間は3時間46分。
USDJPYで運用した場合の平均ポジション保有時間は6時間2分。
GBPUSDで運用した場合の平均ポジション保有時間は3時間12分。
ボラティリティ計算による決済と、同じくボラティリティ計算によるトレーリングストップ、クローズロジックなど、複数の決済方法によってポジションを制御します。
AutoParameter機能をオンにする事でEURUSDで運用した場合は自動的にEURUSD用に最適化した設定で、USDJPYで運用した場合は自動的にUSDJPY用に最適化した設定で、そしてGBPUSDで運用した場合は自動的にGBPUSD用に最適化した設定で動作します。
EURUSD、USDJPY、GBPUSD以外の通貨ペアでも動作します。
通貨ペアの縛りは行っていません。
自由度が非常に高くなるように多くのパラメータを用意していますので、EURUSD、USDJPY、GBPUSD以外の通貨ペアであっても最適化をして運用する事が可能です。
*EURUSD・USDJPY・GBPUSD以外での運用の際は最適化が必要です。
*AutoParameter機能をオンにしてもEURUSD・USDJPY・GBPUSD以外での運用の際はパラメータ入力画面の数値のままとなります。
買い注文用ロジックと売り注文用ロジックは独立動作する設計のため、相場状況によっては両建て状態になる場合も稀にありますが、ナンピンやマーチンゲール、グリッド等の戦略は搭載していません。
■ バックテスト
実施期間:2011/1/1~2022/4/1(11年3カ月)
USD口座・初期証拠金10000USD
ヒストリーデータ: TDS(Dukascopy)
スプレッド設定:
・EURUSD 変動(0.5pips-1pips)+疑似スリッページ設定利用
・USDJPY 変動(0.5pips-1pips)+疑似スリッページ設定利用
・GBPUSD 変動(1pips-1.5pips)+疑似スリッページ設定利用
*ブレイクアウトロジックのためパラメータを隠しています。
■ EURUSD
■ USDJPY
■ GBPUSD
■ 3通貨マージデータ
■ バックテストからの解析
■ EURUSD
-
プロフィットファクター: 1.85
-
最大ドローダウン: 335.70ドル (1.72%)
-
取引回数 月間平均: 12.4回
-
ポジション平均保有時間: 3時間06分
-
利確取引 月間平均: 8.6回
-
損切取引 月間平均: 3.7回
-
平均獲得pips 1トレードあたり: 17.93 pips
-
平均損失pips 1トレードあたり: -22.45 pips
-
リカバリーファクター
TRF (期間計): 28.71
MRF(月換算): 0.21
YRF (年換算): 2.55
■ USDJPY
-
プロフィットファクター: 1.70
-
最大ドローダウン: 358.68ドル (2.79%)
-
取引回数 月間平均: 9.5回
-
ポジション平均保有時間: 6時間02分
-
利確取引 月間平均: 7.0回
-
損切取引 月間平均: 2.5回
-
平均獲得pips 1トレードあたり: 16.55 pips
-
平均損失pips 1トレードあたり: -26.99 pips
-
リカバリーファクター
TRF (期間計): 17.28
MRF(月換算): 0.12
YRF (年換算): 1.54
■ GBPUSD
-
プロフィットファクター: 1.77
-
最大ドローダウン: 311.01ドル (2.31%)
-
取引回数 月間平均: 9.5回
-
ポジション平均保有時間: 6時間02分
-
利確取引 月間平均: 6.2回
-
損切取引 月間平均: 2.8回
-
平均獲得pips 1トレードあたり: 22.11 pips
-
平均損失pips 1トレードあたり: -27.21 pips
-
リカバリーファクター
TRF (期間計): 25.80
MRF(月換算): 0.19
YRF (年換算): 2.29
■ 3通貨マージデータ
-
ププロフィットファクター: 1.78
-
最大ドローダウン: 227.27ドル (1.892%) *
-
取引回数 月間平均: 31.1回
-
利確取引 月間平均: 22.0回
-
損切取引 月間平均: 9.1回
-
平均獲得pips 1トレードあたり: 18.49 pips
-
平均損失pips 1トレードあたり: -27.23 pips
-
リカバリーファクター
TRF (期間計): 105.1 *
MRF(月換算): 0.78 *
YRF (年換算): 9.33 **マージデータはQuantAnalyzerもReportManagerも含み損を考慮しない計算から算出する仕様のためMT4のバックテストデータよりも低い(良い)値になってしまっています。
■ バックテスト補足資料 myfxbook解析
こちらはmyfxbookでBREAKTHROUGHのバックテストを分析したものです。
不自然な日本語訳が散見されるものの、MT4のバックテストでは出てこない分析データも得れますのでおすすめです(˘ω˘ )
■ EURUSD
■ USDJPY
■ GBPUSD
■ バックテスト補足資料 QuantAnalyzer解析
■ EURUSD
■ USDJPY
■ GBPUSD
■ 3通貨マージデータ
■ 参考資料 高スプレッドバックテスト
■ EURUSD
■ USDJPY
■ GBPUSD
■ 短期バックテスト
バックテストレポートは色々な情報があり、その中の一つの要素としてグラフ図もあります。
成績が可視化されるので判りやすいのは良い事ですが、長期バックテストになればなる程に、細かい結果が見えにくくなる側面もあります。
例えば「バックテスト」項の部分で掲載したEURUSDでのバックテストグラフはこうです。
一般的にバックテスト期間が長期になればなる程に細かい上げ下げのグラフは潰れ気味になりなります。
短期グラフではどうかというとこんな感じです。
ギザギザと勝ち負けを繰り返したり、落ち込みした部分があったり、ヨコヨコの期間があったりという事象が見えてきます。
長期データでは見えてこない傾向が短期テストでは判るので、以下に短期データも掲載しますのでご参照下さい。
USD口座・初期証拠金10000USD
ヒストリーデータ: TDS(Dukascopy)
スプレッド設定:
・EURUSD 変動(0.5pips-1pips)+疑似スリッページ設定利用
・USDJPY 変動(0.5pips-1pips)+疑似スリッページ設定利用
・GBPUSD 変動(1pips-1.5pips)+疑似スリッページ設定利用
■ EURUSD
■ USDJPY
■ GBPUSD
■ 3通貨マージデータ
■ こんな人にはBREAKTHROUGHは不向きです
▶毎日の成績や短期成績に一喜一憂する人
BREAKTHROUGHは各種データからも判るとおり、高勝率タイプのEAではありません。3通貨マージデータから見ても勝ちトレード70.62%・負けトレード29.38%、つまり約10回に3回、3回に1回は負けるEAです。
それなのに何故BREAKTHROUGHは上昇カーブの利益グラフなのか?
それは利益と損失のバランスが優れているからです。
それはBREAKTHROUGHは
EURUSDの場合
平均獲得pips 1トレードあたり: 17.93 pips
平均損失pips 1トレードあたり: -22.45 pips
USDJPYの場合
平均獲得pips 1トレードあたり: 16.55 pips
平均損失pips 1トレードあたり: -26.99 pips
GBPUSDの場合
平均獲得pips 1トレードあたり: 22.11 pips
平均損失pips 1トレードあたり: -27.21 pips
と平均獲得利益と平均損失益がほぼ同じだからです。
そのため毎日勝った負けたと一喜一憂するタイプの人や、短期間の結果で結論付けるタイプの人は向いていません。
▶自分の成績と他社運用成績が一致しないとダメな人
自分の成績と他社運用が一致しないとEAの設計や性能が悪いと思う人。
結構こういう人が未だに多いようですが、A社とB社で同じEAを運用しても同じ結果にならない事の方が多いのが現実です。
何故かと言うとブローカーは各社でBid/Askが違うからです。
理由を説明するとFXブローカーの説明になるため簡潔に言うと、ブローカーは直接インターバンクに発注できる訳ではなく、リクイディティプロバイダー(LP)に注文依頼を行います。
ブローカーはプライスのラグ回避や自社の利益確保・損失回避の観点等から、リクイディティプロバイダーから提示を受けるBid/Askをそのまま顧客に提示する訳ではなく、リクイディティプロバイダーから提示されたプライスを参考に独自プライスを顧客に提示しているからです。
そのため
A社ではO時O分にポジションを持ったのにB社では持たなかった。
B社ではO時O分に決済したのに、C社では決済しなかった。
などという事が起こりやすいですが、上記の仕組みを理解したらEA側の問題では無い事が理解いただけるはずです。
▶バージョンアップ要求して対応しなかったら低評価する人
基本モノを購入する時はその時点での機能や価格で購入するはずです。
購入後にアレコレ付けろというのは考えられないですよね。
そして要求が通らなかったら、売りっぱなしだ等を叩く。
でもEAの世界ではこの手の要求をする人が非常に多いなと感じます。
こんな事を言うと誤解があるといけないので、きちんと言いますが
私はEAを購入したら長く使いたいタイプです。
だから自分が売る側なら長く使っていただきたいと考えるタイプです。
なので後に必要だなと感じた処理は機能追加していくタイプですが、アレ付けてコレ付けてと要望を受けても、私自身が必要性を感じない内容であれば機能追加をするつもりはありません。
*もちろんバグがあった時は別です。きちんとフィクス版を作ります。
なおBREAKTHROUGHはパラメータが異常に多いです。
発注系・決済系・トレーリングストップ系など豊富に用意していますので基本動作は運用する側で調整できるようにしています。
そのためEURUSD・USDJPY・GBPUSD以外の通貨ペアでも、ご利用者様がご自身で最適化を行う前提ですが幅広い通貨ペアでご利用いただけます。
そのためロジック部分のバージョンアップの機会はまず無いだろうと前提でいます(˘ω˘ )
■ BREAKTHROUGH フォワードデータ
REAL TRADEを使って運用データを公開しています。
https://real-trade.tech/accounts/53209
詳細・購入