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bevFXシリーズ【環境系】MT4インジケーター「002_日本時間とキリ番」

bevFXシリーズ【環境系】MT4インジケーター「002_日本時間とキリ番」

bevFXシリーズの特徴を簡単に体験できる実用性のある無料インジケーター「しゃべるMT4」も参考にしてください。1分足のみで動作する移動平均線(期間2 シフト2)への価格のクロスを音声アラートするインジケーターです。

 

002_日本時間とキリ番(bevFXシリーズ 環境系)

 

★bevFXシリーズ全体については「bevFXシリーズ フル版セット」を参照してください。

 

●紹介

チャートの横軸(時間)と縦軸(価格)について、それぞれ重要な枠組みをトレーダーに提供するツールです。以下のような機能があります。

 

横軸(時間)

縦軸(価格)

各部の説明

 

[002/00201.png]

時間ラベル

時間目盛りの上に日本時間を表示します。設定によってニューヨーク時間に切り替えることもできます。海外投資家の動画などを手元で参照するときなどに便利です。

目盛りの間隔は広めにしています。bevFXシリーズの
「204_長期キャンドル」と併用することで上位足のローソク足を細かい時間区切りとして価格の遷移とともに参照できます。

★MT4の[挿入]-[サイクル・ライン]メニューで等間隔で時間の区切り線を表示させる方法もあります。

 

夏時間について

欧州や米国はサマータイム(夏時間、DST)制度のため時間のズレを調整する必要があります。当インジケーターでは開始日と終了日をパラメーター設定することで自動的に対応するようにしています。サマータイムが廃止された場合でもサマータイムをどこかの日曜の1日限りに設定するといったことで対処できます。

 

時間ラベルのスイッチ機能

日本時間のラベルの数字をクリックするとセッション区切り線や追加の時間区切り線の表示ON/OFFを切り替えられます。

 

セッションスタート区切り

東京、欧州(フランクフルト、ロンドン)、ニューヨークのそれぞれのスタート時間に縦線が表示されます。欧州市場の開始は通常はロンドン基準ですが、欧州の動きはじめとして1時間前のフランクフルトを加えています。それぞれパラメーター設定で時刻を変更できるので前倒しで相場を監視したいなど投資スタイルに合わせて開始時刻の縦線位置を調整できます。

セッションスタートおよび追加の時間区切り線は1時間足以下で表示されます。

初期設定では30分足以下では自動的に表示されるようになっています。

なおFX市場のセッションでは日本の前にオセアニアもありますが早朝にあたるため省いています。オセアニアスタートに注目したい場合は追加の時間区切りで設定してください。

追加時間区切り

セッションスタート区切り以外に追加で5本までの時間区切りを設定できます。

追加した時間区切りの表示/非表示の切換えもパラメーターで設定できます。

時刻指定は日本時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間のいずれかのタイムゾーンを選択して設定できます。サマータイムが関係するスケジュールは日本時間以外で指定することで自動的に夏時間に対応します。逆に日本市場に関連する時刻は日本時間で指定します。

指定する時刻に分単位の端数があるとき、表示している時間足の区切りに合わないときは表示されません。たとえば10:15で指定した場合、15分足以下でしか表示されません。

 

キリ番

価格の下の桁に0が並ぶ、いわゆるキリ番に自動的にラインが表示されます。下の図ではゼロ3桁のキリ番のラインが表示されています。

時間足の切換えやチャートのバックススクロール、またズームの変更によって表示されているチャートの上限と下限の幅が変わると、自動的に表示するキリ番ラインが変わります。これにより狭い間隔でキリ番ラインが並んでチャートが読み取りにくくなることが防げ、どの時間足に切り替えてもストレスなくチャートを見ることができます。

価格方向(縦方向)のズームは下の図のように価格表示の部分を上下にドラッグして調節できます。

下の図は白背景のチャートで実行したときの表示です。

★bevFXシリーズのインジケーターは、チャートに追加されるときに背景色(前景色)を判断して配色を自動的に切り替えて表示します。

 

日付ラベル

チャートをバックスクロールすると、自動的にチャートの左端の日付がチャート上に表示されます。

日付表示の先頭の「<<」はチャートの左端の日付であることを意味します。JSTは日本時間(ESTはニューヨーク時間)です。サマータイム期間中は*が付きます。

日付と曜日が簡単に確認できるので過去チャートの分析がスムーズに行えるでしょう。

 

★パラメーター設定によって、日付ラベルの基準を画面の右端のローソク足を基準にすることもできます。なお、ストラテジーテスターでは自動的に右端を基準にして表示されます。

 

簡易アラームタイマー(音声アラーム)

クリックとドラッグ操作だけで簡易の音声タイマーを設定できます。複数の通貨ペアを監視している場合など、裏に隠れているチャートにアラームを設定しておくことで
チャンスの見逃しが防げるでしょう。

詳細・購入

アラームのON/OFF

【アラームのオンと時刻セット】

時刻ラベルの右端の<A>と表示されているラベルをクリックすると、アラーム時刻設定の縦線(アラーム線)が表示されます。

左右にドラッグすることで現在の時間足を単位にアラーム設定できます。アラーム線にマウスポインタを合わせるとポップアップで設定時刻が確認できます。

 

★アラームは4時間足以下で設定できます。

 

アラームは時間足ごとに1本設定できます。現在表示している時間足よりも短期の時間足に設定したアラームは現在の時間足単位で解釈されます。たとえば5分足で20:15に設定していても表示しているのが30分足ならば30分単位で解釈され、20:00からの足が描き終わった20:30にアラームが鳴ります。

アラーム線の時刻になると「ピピッ、時間です。ポンド円」のような音声が再生されアラーム線も消えます。最後の通貨ペア名はチャートの通貨ペア名になります。

音声例:女声

 

音声例:男声

★音声データはVOICEVOX(女声:四国めたん / 男声:剣崎雌雄)を使用して作成しています。

【アラームのオフ】

すでにアラーム線が表示されているときに<A>をクリックするとその時間足のアラームが取り消されます。

また、現在より過去にアラーム線をドラッグで移動するとチャートが更新されるタイミング(Tickデータの受信)でアラームが発動しないまま取り消されます。

 

カスタマイズ

パラメータ設定によって外観の変更をはじめさまざまなカスタマイズができます。以下に主なものを挙げます。

 

ストラテジーテスターでの実行

 

 … 実践的学習メソッド …

 

MT4のストラテジーテスター機能で過去チャートを使った実践的な学習や訓練ができます。

ストラテジーテスターは指定した期間のチャートを再現(時間を早回し)する機能です。ストラテジーテスターはおもにエキスパートアドバイザー(EA)の動作チェック用のMT4の機能と言えますが、通常のインジケーターの動作確認をはじめ、相場の振り返りや投資法の検証などにも利用できます。

 

bevFXシリーズと簡易トレードシム

ストラテジーテスターにとって、インジケーターの検証や過去チャートの再現の用途は”一応搭載されている”程度の機能です。もともとEAの自動売買の取引パフォーマンスを評価するためのものなので、過去チャートの再生用途には使い勝手(ユーザーインターフェイスの応答性など)がよくありません。

しかし工夫しだいでトレーダーの過去検証や自己訓練用に役立てることができます。

bevFXシリーズのインジケーターは「ツールセット」を除いて、ストラテジーテスターで追加されたときに自動で使いやすい画面設定になるように背景色やグリッドの非表示などの設定を行います。

また、ストラテジーテスターでのテスト実行ではトライアル版も時間足の制限なくほぼフル機能(ストラテジーテスター自体による制約を除いて)で動作します。

さらに、せっかくの過去チャート再生なので、そこで疑似トレードが行える「簡易トレードシム」機能を以下のインジケーターに搭載しました。これらのどちらかを併用することで、ただチャートを眺めるだけでなく臨場感を持って過去チャートを振り返ることができます。投資法の検証と投資スキルの向上に活用できるでしょう。

 

ストラテジーテスターの制約

ストラテジーテスターでは以下のような制約があります。

・あらかじめ指定した時間足だけで実行
・追加したインジケーターでは別の時間足のデータを参照する処理は実行されない
・アラート関係の処理は無視

このほかチャートへのキー操作やマウス操作の応答も鈍くなります。

 

実行例

下の図はメインのインジケーターを「001_ものさし」にしてテスト実行後に、当インジケーターを追加したものです。

右のボタンが並んだパネルは「001_ものさし」をストラテジーテスターで実行したときに起動される簡易トレードシミュレーター(トレードシム)です。これによって過去チャートでインジケーターを評価するだけでなく実際の取引に近い形で体験できます。

トレードシムによって東京セッションや欧州セッションのスタートの価格レベルおよびそれぞれのセッション中での高値や安値のレベルを意識して、ニューヨークセッションでの狙い方を決めるといったトレード練習ができるでしょう。

ニューヨーク時間の午前8:30(夏時間では日本時間で午後9:30)は米国株式市場オープンと重要な経済カレンダーイベントの時間なので、そこでのランダムで極端な動きを避ける(相場の流れが見えるまで待つ)といったギャンブル要素を排したトレードを実践的に学ぶこともできるでしょう。

また、特定の時間帯での値動きを狙う、時間的なファクターを基本にした戦術などの検証には、追加の時間区切りを活用することで検証や疑似トレード練習が捗るでしょう。

相場の時間的な傾向が把握できれば無駄なエントリーなども減らすことができ、トレードのパフォーマンスを大きく向上させることにつながります。

他のインジケーターでトレードシムを実行するときにも「001_ものさし」と当インジケーターは必須のものと考えるとよいでしょう。bevFXシリーズ全体にとって、この2つがトレーダーにとっての”コックピット”環境を提供する基本的なツールとなっています。

 

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