このBB break M15は、収縮後のボリンジャーバンド(BB)をブレイクしたタイミングでエントリーするトレンドフォロー型EAです。
15分足ベースで動作します。
市場が停滞し動きが乏しなった後、大きく動き出すタイミングを
収縮後のBBをブレイク(飛び出たタイミング)で検出し、エントリーするEAになります。
これを基本とし、以下の対応も行うことで収益性を上げています。
■エントリー条件
移動平均(EMA)を利用して、トレンドの方向を確認
明らかなトレンド発生している場合は、逆方向にはエントリーしない
■クローズタイミング
エントリーに設定した指値、逆指値(バックテストで最適値を調整)での決済をベースとし、
以下のような条件を満たした場合にも、勢いがなくなったと判断して、
ポジションをクローズするようにしています。
・短期間で一気に上昇(下降)
・最近の最高値(最安値)を一旦超えたが、すぐに最高値(最安値)以下に戻された
・エントリー後、一定時間経過した(だいたい1日)
狙った方向に動かなかったら(逆方向に動いてしまったら)早めに諦めるため、勝率は高くはないですが、
負け額よりも大きく利益を取る、損小利大(リスクリワードを高くする)タイプのロジックです。
EAは15分足用です。15分足確定時のデータを使用し動作し、エントリー、クローズ判定を行います。
バックテストの結果をもとにUSDJPY、AUDJPY、GBPJPY、EURJPY、EURUSDで使用できるようにしています。
パラメータは基本的にプログラム内部で保持し(エキスパート設定で変更不要とし)、通貨ペアに応じて自動で切り替えるようにしています。
以下パラメータのみ必要により変更下さい。
複利運用モードも設けていますので使用可能です。
初期設定では緩めの複利運用モードにしています。ロット固定で運用したい場合はオフにしてください。
どの程度の比率でポジションを増やしていくか、調整して利用してください。
パラメータ | 内容 |
---|---|
MagicNumber_Hl | マジックナンバーです。基本、変更は不要と思いますが、本EAを同じ通貨で複数実行するようなことがあればそれぞれ変更下さい。 |
Lots | 注文ロット数です。 初期状態では1万通貨(0.1)としているため、ご予算に応じて調整下さい。 |
複利運用基準値 | 複利運用を無効(ロット数をLotsの設定に固定)にする場合は0を設定してください。
複利運用する場合は基準額を入力します。 初期値では100万円(=1000000)としています。 例) Lots=0.1, 基準値=1000000の場合: Lots=0.05, 基準値=100000の場合: Lots=0.1, 基準値=100000の場合 ※ただし、0.01未満となる場合は0.01ロット、20.0を超える場合は20ロットとします。端数は四捨五入します。 |
許容スプレッド | スプレッドが広がった際に、どこまで許容するかの指定です。 この値以上にスプレッドが広がった場合はエントリーを控えます。 |
各通貨で、1万通貨固定(1ポジションのみ、複利運用なし)で実施したテスト結果は以下です。
2007/01/01~2019/06/31の期間でパラメータ調整しバックテストした結果、および、そのパラメータで2019/07/01~2020/10/30の期間で簡易フォワードテストした結果(2019/07/01~2020/10/30の期間を運用していた場合の期待値)です。
GBPJPYのみですが、バックテスト結果詳細も載せておきます。
1万通貨固定の約13年の運用(1ポジションのみ、複利運用なし、スプレッド20)で、プロフィットファクタ1.44程度、利益185万円程度の結果です。
<バックテスト(2007/01/01~2019/06/31)>
<フォワードテスト(2019/07/01~2020/10/30)>
ちなみにですが、複利運用モードで、Lots=0.08(8千通貨)、複利運用基準値=100000円の設定で
通貨ペア=GBPJPY、有効証拠金=100000円で、2007/01/01に運用開始した場合、
2013/01には1億円を超えるシミュレーション結果になります。
<2000/01/01~2020/10/30>
※分かりやすく、円表示でシミュレーションしています。
2007.01月、10万円で開始
2007.12月、100万円越え
2010.02月、1000万円越え
2013.01月、1億円越え(※1ポジションの上限の関係上、複利運用は2500万くらいまで)
あくまでもバックテストなので、ここまでは難しいとは思いますが、夢は膨らみますね(笑)
!!!!! 注意 !!!!!
複利運用すると、連敗に出くわすと、一気に資金を失ってしますので、
基準値を上げ過ぎないよう要注意です!