バックテストは素晴らしいのにフォアードでがイマイチなEAにガッカリしている、
とはいえ、ナンピンEAは一発退場が怖いという方のために開発したEAです。
ナンピン系EAの弱点は普段はコツコツ稼いでくれるものの、強いトレンドが発生すると大きな含み損を抱えたり強制決済になったりすることですね。
そこで、本EAは小資金でも強制決済にならないようなナンピンEAはできないものか、という思想のもと開発しました。
特殊なテクニカルを使用しているわけではないので、長く使って頂けるEAになっていると考えています。
【EAの特徴】
下はトレードの内訳です。初期ロット0.01でナンピン毎に0.01増やしています。
セット数とはナンピントレード全体で1とカウントした時の回数です。
例えば0.01Lotのセット数817とはエントリーしてから一度もナンピンせず利食いとなったトレードが2280回あったという意味です。
0.05Lotの124はエントリー後、4回のナンピンをしてから利食いになったトレードが124回あったという意味です。
ご覧頂くと分かるように、全体の97.6%が4回までのナンピンに収まっている安心設計です。
デフォルトでは最大で12ポジション、合計1.05Lot持つため国内FX会社で30万円程度の証拠金が必要となりますが※
全体の97.6%が4回までのナンピンに収まるため、小資金で始めて4,5回ナンピンしたら追加するという運用も可能です。
※必要証拠金はFX会社によって異なりますので運用前に確認をお願い致します。
【パラメータ】
変更可能なパラメータは下図の通りです。
・損切り(%)
証拠金に占める含み損がここで指定した%に達すると全ポジションを損切りします。
・利食い額(円)
初期ポジションの利食い額を指定します。
・2ポジ以降の利益率
2ポジション目以降の利益率を指定します。
利食い額が400円、2ポジ以降の利益率が20%の場合80円となり、1ポジと2ポジの合計含み益が480円となったら利食いします。
3ポジ目は16円(80×20%)となり、3つのポジションの合計含み益が496円となったら利食いします。
ナンピンが進む状況では大きな利益を確保するのではなく、早くトレードを終わらせることが重要なため、このような仕組みになっています。
・初期ロット
最初にエントリーするロット数です。
・ロット増数
2ポジ目以降にどれだけロットを加算するかです。
実際にエントリーするロットは以下のようになります。
初期ロットが0.01、ロット増数が0.01の場合: 0.01→0.02→0.03→0.04でエントリー
初期ロットが0.03、ロット増数が0.02の場合: 0.03→0.05→0.07→0.09でエントリー
・ロング最大ポジション数
・ショート最大ポジション数
何回までナンピンを許容するかを指定します。
・ナンピン幅、ナンピン幅加算(pips)
ナンピン幅とナンピン幅を加算する場合のパラメータです。
実際のエントリーは以下のようになります。
ナンピン幅が24、ナンピン幅加算が0:24pips逆行でナンピン→24→24→24
ナンピン幅が20、ナンピン幅加算が4:20pips逆行でナンピン→24→28→32
・マジックナンバー
同じMT4で別のEAを稼働させている場合は重複しない番号を指定してください。