<本EAのトレード手法の概要・特徴>
日本時間の午前から昼過ぎに掛けて、輸出企業が輸出によって手にした米ドル(50%以上は米ドルでの受取り)の円へのコンバージョン、加えて海外投資家が日本の株式市場や「日経225先物」などの金融市場に投資するための旺盛な「円買い実需」が起こることにより、この時間帯には「米ドル売り・円買い」の強いフロー(資金の流動)の発生をしばしば目にします。
しかし、この「フロー」は普遍的に発生するものではなく、時期、曜日、時間帯等による「偏(かたよ)り」が見られますので、この「偏り」を十分に分析した上で、それらの分析結果を本EAの「トレード・ルール」にしっかりと落とし込んでいます。
アノマリースキャルとは、この「米ドル売り・円買い」の強いフローが発生しやすい局面だけを狙って、短時間かつ効率的に利益を追求する「ショート(売り)」に特化したトレード手法となります。
膨大な時間と労力を決して惜しむことなく、この時間帯における「米ドル/円」市場の資金の流れの特性を慎重かつ丹念に分析・検証し続けてきました。
それらの成果によって、確率的統計的に「米ドル売り・円買い」の強いフローが発生しやすい局面を事前に把握できていますので、超低リスク・高勝率・高いトレード頻度により、その部分だけを"スパッ"と抜き取る「スキャルピングトレード」を実践することが可能となっている訳なのです。
ポジションの保有時間は最長でも「4時間」となっており、感覚的にはスキャルピングに近いトレードスタイルだと言えます。
もちろん、週末(土曜日・日曜日)を跨いだポジションを保有し、週明けのイレギュラーな下落・暴落等により、資金を吹き飛ばしていまうといったリスクもありませんので、ご安心下さい。
<本EAの「優位性」及び「超低リスク」のエビデンス(証拠) >
下掲の画像は、2003年5月~2022年8月までの約19年間にもわたるトレード成績(バックテスト)と口座残高の推移をグラフ化したものです。
初期の運用資金は1万米ドル(約130万円~140万円程度)で、1ロット(10万通貨)のポジションサイズにより、「アノマリースキャル」を継続的に取引していった場合のシミュレーションとなります。
EAの優位性を判断するためには、①PF(プロフィットファクター) ②最大ドローダウン ③勝率 ④トレード頻度 の4つの要素を十分に見る必要があります。
特に初心者の方は、利益だけに目が向きがちな傾向がありますが、むしろ「リスク」(最大ドローダウン、連敗数、平均敗トレード等)を示している数値をしっかりと見るべきです。
まず「PF」とは、総利益から総損失を割った数値(総利益÷総損失)のことを指します。
一般的には、1、0未満であれば「無価値」、1、2もしくは1、3以上であれば「まずまず合格点」、1、5以上であれば「優秀」と言われています。
そのような中で、アノマリースキャルでは画像のとおり「1、56」という非常に高レベルな数値を叩き出していることからも、優位性の高さを理解していただけると思います。
次に「最大ドローダウン」とは、口座残高の金額が最も減少した時期における口座残高に対する減少金額の割合(減少金額÷口座残高)を表しています。
例えば、口座残高が100万円→80万円となった場合、20万円の金額が減少している訳ですので、ドローダウンは「20%」(20万円÷100万円)ということになります。
本EAでは、約19年間にもわたる長期間のバックテストであるにも関わらず、「4、29%」という驚異的に低い数値で制御できており、リスクの低さとパフォーマンスの安定性・安全性を裏付けています。
多くのEAのバックテストでは、初期運用資金1万ドルで「0、1ロット」(=1万通貨)による運用での最大ドローダウンとなっています。
しかし、アノマリースキャルの最大ドローダウン「4、29%」というのは、上述のとおり、初期運用資金1万ドルで「1ロット」(=10万通貨)による運用での数値なのです。
つまり、10倍の「ロット数」(ポジション数量)でトレードを繰り返していった場合の数値となっているのです。
例えば、0、1ロット(=1万通貨)運用での最大ドローダウンが2%であったとしても、1ロット(=10万通貨)運用では「20%」、3%であれば「30%」となってしまいます。
運用資金の30%もの金額が目減りしてしまうと、精神的にも参ってしまい、多くの方達は運用を停止してしまうのではないでしょうか。
それらのことを勘案しますと、いかにアノマリースキャルが「超低リスク」であり、メンタル的にも優しい安定性・安全性を兼ね備えたEAであるのかを理解していただけると思います。
勝率におきましても、50%前後で推移しているEAや勝率は高いがストップロスの幅が極端に広く「損大利小」となっているEAが多い中で、「56、7%」という高勝率をマークしています。
また、「平均利益額(159、46)」が「平均損失額(133、53)」を上回っており「損小利大」となっていることもご確認いただけると思います。
最後に「トレード頻度」ですが、どれほどPFや勝率が高くても、トレード回数が極端に少ないEAであれば、ほとんど意味はありません。
トレード回数が少なければ、必然的に利益を得る機会も少なくなってしまうからです。
その点でも、本EAは19年間で「2312回」ものトレードを実践しており、年間に換算しますと「約121回」となり、2日に1回以上の高いトレード頻度を誇っています。
(土曜、日曜、祝日、年末年始等の休場は除く)
画像の右上に掲載されていますとおり、これらは、過去のティックデータ(値動き)の99、9%をカバーしている状態でのトレード成績となっておりますので、高度な信頼性に基づいた「エビデンス」(証拠)だと言えます。
<「アノマリースキャル」の運用開始時に、必要な作業は>
本EAを運用される際の必要な作業は、ご購入者様の運用金額に見合った「ロット数」(ポジションサイズ)を設定していただく作業のみになります。
本EAでは、運用金額100万円あたり「1、0~1、4ロット」での運用を推奨しております。
1ロットとは「10万通貨」を意味し、クロス円(米ドル/円、ユーロ/円など)では、1pips変動するごとに1000円の損益が発生するポジションサイズになります。
運用金額が50万円であれば「0、5~0、7ロット」、運用金額が300万円であれば「3、0~4、2ロット」といった要領で、ご自身の運用資金に合ったロット数での運用をお願い致します。
(多くのFXブローカーでは「1ロット=10万通貨」となっていますが、「1ロット=1万通貨」となっているFXブローカーもありますので、ご確認下さい)
利益確定及びロスカットに関しましては、慎重な検証を重ねた結果、最もパフォーマンスを安定させることができると考えられる「利益確定 200pips」「ロスカット 30pips」に設定しております。
この「ストップロス水準」ですと、運用資金100万円で1ロット(10万通貨)での運用の場合、1回の負けトレードの最大損失は3万円、1、4ロット(14万通貨)でも4万2000円と、1回の負けトレードでの最大損失を運用金額の「5%以内」に抑えることができるとともに、利益を最大限まで伸ばすことができます。
本EAの注文であることを識別するためのマジックナンバーは、デフォルト(初期設定)では「20220826」に設定していますが、ご都合の良いマジックナンバーに変更していただくことも可能です。
その他、標準時間からサマータイム(3月第2日曜日~11月第1日曜日)への移行に伴う時間変更等は、すべてEAに組み込まれていますので、ロット数の設定及びマジックナンバーの変更(変更を希望される場合)以外に特に必要な作業はありません。
本EAは、「日にち」「曜日」「時間帯」等による優位性を巧みに利用したロジックとなっておりますので、運用されます際には、多くのFXブローカーで採用されています最もメジャーなタイムゾーンである「GMT+2/GMT+3(サマータイム)」のMT4でのご利用をお願い致します。
また、2008年9月~10月の「リーマン・ショック」や2020年2月~3月の「コロナ・ショック」などに匹敵する大規模な経済危機により、株式市場の暴落、為替市場の混乱等が発生しているイレギュラーな局面におかれましては、一旦EAの運用を停止されることを強くお薦め致します。