三大市場のアノマリーを売買していくEA
FX取引は24時間取引が可能です。
そして、一般的に金融市場には三大市場というものがあり、日本市場➱ロンドン市場➱NY市場という風にメインで取り扱っていく国が切り替わっていきます。
この各国の市場には特色があり、アノマリーがあります。
例えば、日経平均は前日のNYダウの動きに引っ張られやすい傾向があります。
そこで私が考えたのは、為替(FX)でも前日や前回の同市場の動きが翌日にも影響しないのかという点です。
なのでこのアリスGBPUSDでは、特定の過去の時間帯の値動きを調べて、その方向に各市場の時間帯ごとにポジションを持ちます。またテクニカルは使用していません。
具体的には当日の日本市場の動きと前時間のロンドン市場の動きが合致していたらNY市場の前場である21時から23:54までその方向にポジションを持つなど。それがFXeaアリスのプログラムです。
FXeaアリスの取引時間
FXeaアリスは１つ前の市場や前日の市場の動きを見ながら、日本時間で
・９時に新規➱15:54に決済
・16時に新規➱20:54に決済
・21時に新規➱23:54に決済
・０時に新規➱03:54に決済
の時間帯でポジションを保有します。
※２つの市場の値動きが合致していない場合はポジションを持たないことがあります。
アリスGBPUSDのナンピン機能
FXeaアリスGBPUSDでは、FXトレードでピタリと高値安値を当てることができない観点から、ナンピン機能(変更不可)も搭載しています。
ナンピン設定は相場が10pips逆行していくごとに設定ロット数を追加していき、100pips逆行した時点で損切りを行います。
具体的には、設定値を0.1Lot(１万通貨)にした場合は、10pips逆行するごとに0.1Lotのポジションを追加していき、スタートレートから100pips逆行したらポジションを損切りします。
この時の最大損失額は、設定値が0.1Lot(１万通貨)だった場合、5.5万円が起こりうる１回の最大損失金額となります。(スリッページは含まず。)資金管理の参考にしてください。
アリスGBPUSDのパラメータ値
FXeaアリスGBPUSDのパラメータ設定値の説明はこのようになります。
・※設置場所：GBPUSDの１時間足に設置してください
➱説明の通り、GBPUSDの１時間足チャートに設置してください。
その他の通貨ペアや、その他の時間足に設定すると適切に動きません。
・マジックナンバー（運用中の他のEAと被らないように）
➱固有マジックナンバーです。その他の運用中EAとナンバーが被らないようにしてください。
・ロット数（0.1＝１万通貨）※最大取引ポジション数はロット数×10
➱ロット数です。0.1で１万通貨、0.01で1,000通貨ごとのポジションを持ちます。
FXeaアリスGBPUSDは最大10つのポジションを持ちます。
つまり、設定を0.1Lotとすると、最大で1.0Lotのポジションを保有します。
※具体的には、設定値を0.1Lot(１万通貨)にした場合は、10pips逆行するごとに0.1Lotのポジションを追加していき、スタートレートから100pips逆行したらポジションを損切りします。
この時の最大損失額は、設定値が0.1Lot(１万通貨)だった場合、5.5万円が起こりうる１回の最大損失金額となります。(スリッページは含まず)
・許容スリッページ(pips)
➱許容スリッページとは、EAが注文したレートと実際のレートが違った時に注文を出すか出さないかの範囲のこと。
単位はpips。基本デフォ(そのまま)でＯＫです。
・許容スプレッド(pips)
➱許容スプレッドは、売りレートと買いレートの差(スプレッド)をどこまで許すかの許容値のこと。
単位はpips。スプレッドがこれを超えると新規注文はされません。また、決済注文時にはこの許容スプレッドは適用されません。
・海外サーバー等の利用で取引時間が異なる場合は調整してください。
➱FXeaアリスは、相場状況を見ながら、日本時間の９時、16時、21時、０時にポジションを保有します。
基本的にデフォ(そのまま)でOKですが、海外サーバー等を使用して取引時間がズレる場合は調整してください。
～注意点として～
①基本的にMT4はロシア時間
MT4のデフォルト時間表示は、MT4が開発された会社のロシア時間となっています。
なので、基本的に表示されている時間がロシア時間(冬時間-7時間、夏時間-6時間)となっており、日本時間と差があります。
②取引サーバー時間
基本的にMT4はロシア時間でそれを元に日本時間にパラメータ変換していますが、一部のFX会社では独自にサーバー時間を設定しています。その際は、取引する時間がズレるので、
１、デモトレードで日本時間９時、16時、21時、0時の設定通りにポジションを持つか確認する（MT4の基本表示時間がロシア時間なのを忘れずに。他アプリのチャートも開いてチェックしていきましょう）
２、時間がズレていた場合はパラメータ設定値を日本時間の９時、16時、21時、０時に動くように設定する。
決済時間も同様に時間調整をすること。
をお願いします。
アリスGBPUSDのバックテスト結果
過去10年間（2013/01/02～2022/12/30）のバックテスト結果です。
データ注意点：アリスGBPUSD MT5版(非公開)のデータ。ヒストリカル元データはFXTFです。
