【特徴】
裁量トレーダー向けのツールです。
自分で使いたかったので作ったのですが、凝ってるうちにそこそこ見栄えの良いものになったので、掲載させて頂きます。
主要7通貨(ドル、ユーロ、ポンド、円、フラン、豪ドル、カナダドル)の強弱をリアルタイムで計算して、サブチャートに表示させます(下図の下半分のチャート参照)。
トレーダーが通貨の強弱を判断するために使っているポピュラーな方法としては、MT4のチャートグループに通貨ごとのグループを作って、それらを切り替えながら、強弱を判断している方が多いと思います(下図はその例)。
ですがこの方法では、上下動は読み取れても、変化の強さを数値で把握・比較することは困難ですし、
確認したい通貨が強くなればチャートが上がる通貨ペアなのか、下がる通貨ペアなのかを間違えないように読み取っていく煩雑さもあります。
また、1度で決めかねる場合は、チャートグループを何度も行き来して、あれ? さっきどのグループのどのチャートで比較していたっけ? 確かトレンドライン書き込んだはずだけど・・・ みたいに迷うことってありませんか?
今回のインジケーターはこのようなトレーダーの負担を軽減し、トレード対象としたい通貨ペアの選定にかける時間を短縮するために作りました。
1日の価格変化率を合計して表示していますが、チャートの開始時刻は、パラメータ指定または開始時刻の縦線をマウスで前後させることで変更することができます。
例えばロンドン時間に入り、大きなトレンドが始まってからの通貨の強弱を比較したい、といったような場合にチャート開始時刻を移動させて、手軽に比較できるので重宝しますよ♪
某国内FX証券会社さんのラボにも同様のチャートは掲載されていますが、さらに何点か改良して使い易くしました。
詳細・購入【改良点】
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- チャートの開始時刻を変更可能にした
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- 比較したい通貨に絞ったチャート表示が可能(通貨ボタンでON/OFF)
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- 5分足と1分足の両方で動作
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- 価格変動率は単純合計と通貨流通量での加重平均をサポート(ボタンでON/OFF)
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- PCの負担軽減(MT4は比較的CPU食わない+プログラム軽量化)
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- 通貨のチャート横のラベル表示はON/OFF可能
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- もちろんチャート色はお好みにカスタマイズ可能
【利用方法】
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- MT4のインストール方法やインジケーターのインストール方法と言った基本的な使い方は、Gogojungleさんの用意している説明をご覧下さい。
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- 本インジケーターが正確にチャートデータを読み込むためには、MT4の仕様上、次の通貨ペアのチャートを予め開いておく必要があります(1分足で開いておくことをお勧めします)。
EURUSD、GBPUSD、USDJPY、USDCHF、AUDUSD、EURGBP、EURJPY、EURCHF、EURAUD、GBPJPY、GBPCHF、GBPAUD、CHFJPY、AUDJPY、AUDCHF、USDCAD、EURCAD、GBPCAD、CADJPY、CADCHF、AUDCAD
※ ご利用のFX証券会社で通貨ペアが足りない場合は、デモ口座でも構わないのでこれらの通貨ペアが利用可能なFX証券会社の環境でご利用ください。
- 本インジケーターが正確にチャートデータを読み込むためには、MT4の仕様上、次の通貨ペアのチャートを予め開いておく必要があります(1分足で開いておくことをお勧めします)。
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- ご利用のFX証券会社によって、通貨ペア名の後ろにサフィックス「EURUSD-a」や「USDCHFp」といった「-a」や「p」の追加文字がつく場合は、パラメータ(Suffix)で「-a」や「p」等を追加指定してください。
【パラメータ設定(カッコ内はデフォルト値)】
BeginHour | (0) | : | チャート開始時刻(サーバー時刻) |
Suffix | (なし) | : | 通貨ペア記号の後に付ける文字列(必要な場合のみ) |
CurrTag | (true) | : | 通貨ラベルの表示有無 |
LogGraph | (true) | : | 計算値を自然対数で表示 |
HLineAt0 | (true) | : | 0.000にラベルを付けるか否か |
TateColor | (青色) | : | チャート開始地点の縦線の色 |