自動取引 FX STORE

bevFXシリーズ【MA系】「104_MTF_MAセット」…音声アラート付きMT4インジケーター

bevFXシリーズ【MA系】「104_MTF_MAセット」…音声アラート付きMT4インジケーター

bevFXシリーズの特徴を簡単に体験できる実用性のある無料インジケーター「しゃべるMT4」も参考にしてください。1分足のみで動作する移動平均線(期間2 シフト2)への価格のクロスを音声アラートするインジケーターです。

 

104_MTF_MAセット(bevFXシリーズ MA系)

★bevFXシリーズ全体については「bevFXシリーズ フル版セット」を参照してください。

 

紹介

 

画面と操作

当インジケーターをチャートに追加すると画面左に[MTF MA]ボタン(表示切替えスイッチ)が表示されます。

ボタンをクリックすると最大9本の移動平均線が表示されます。

音声アラートで移動平均線を区別できるように、それぞれの移動平均線は色で区別します。

ピンク、ブルー、ライム、オレンジ、グレーの5本はそれぞれ基準となる時間足での期間およびシフトの設定で表示されます。

ムラサキの4本はすべて同一の期間およびシフト設定で、基準の時間足を15分足、1時間足、4時間足、日足で変えたものです。

下の図は15分足での表示例です。日足基準のムラサキのラインは画面外にあります。

 

[MTF MA]ボタンのクリックで表示モードを切り替えられます。

表示モード2は移動平均線を細いラインで表示します。チャートに相場の局面(フェイズ)を確認するための背景の地図のような表示になります。

白背景での表示

白背景でも同じ色でそれぞれの移動平均線を表示します。当インジケーターは色名と音声アラートを結び付けているので、移動平均線の色を変更することはできません。

モード2での細線表示では以下のように表示されます。

アラート設定

表示されている移動平均線はアラートON/OFFスイッチで個別にアラートを設定することができます。

 

アラートON/OFFスイッチはそれぞれの色のMAに対応したボタンが並んでいます。紫とそれ以外の2種類に分かれています

価格とそれぞれの移動平均線とのクロスが確定した時点で次の音声アラートが再生されます。

「ピンク、ブルー、ライム、オレンジ、グレー」のアラート音声

主語は価格です。最初の色名はそれぞれの色で、最後の通貨ペア名は現在のチャートの通貨ペア名になります。

「ムラサキ」のアラート音声

主語は価格です。紫の移動平均線は時間足(15分足、1時間足、4時間足、日足)で区別します。最後の通貨ペア名は現在のチャートの通貨ペア名になります。

 

移動平均線どうしが寄っているところなどでは、価格が1度に複数の移動平均線をクロスすることがあります。その場合、どれか1つの移動平均線の音声アラートのみが再生されます。

 

音声例:女声

 

音声例:男声

 

★音声アラートは状況を伝えるだけで、エントリーを促すシグナルではありません。

★通貨ペアの音声アラートでの読み方や音声アラートについての注意事項はマニュアル「=bevFXフルセット版.pdf」または「=bevFXトライアル版.pdf」を参照してください。

★音声データはVOICEVOX(女声:四国めたん / 男声:剣崎雌雄)を使用して作成しています。

詳細・購入

MTFについて

当インジケーターは移動平均線をマルチタイムフレーム(MTF)で表示することが特徴です。

MTFの移動平均線というと階段状の移動平均線を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、階段状になるのは「長期時間足の終値を選ぶ」というフィルターがかかるからです。当インジケーターでは移動平均線の期間を別の時間足での期間に換算することで上位足の移動平均線を下位足で曲線として表示します。

値を補完することになるので正確には「上位足の移動平均線の近似的なイメージ」です。このあたりのことは「101_バンドマスク」や「105_MTF_MA階段」でも触れているので参考にしてください。

上位足の移動平均線を曲線として表示することで、下位足では上位足の移動平均線をそのままズームインして見ているという感覚で認識できるでしょう。これにより、上位足での地図を見失わずに下位足を観察することができるわけです。上位の移動平均線が相場の大きな構造を捉える”地形”となるわけです。

 

短期の時間足での表示

下の図は、これまで示してきた15分足チャートを1分足で表示したものです。

15分足で表示されていたそれぞれの移動平均線が、そのまま拡大されて表示されてるので「迷子」になりません。

上に狙うか下に狙うかの目線を上位足でしっかりと分析しておくことは、トレーダーにとっての基本(マルチタイムフレーム分析)ですが、MTFの移動平均線群によって、たとえ1分足に降りても、目先の値動きに振り回されずに上位足での目線をキープできるということです。

また、図では上位足の移動平均線が1分足のローソク足にとってサポート&レジスタンスやトレンドラインのように価格に意識されているように見えます。

しかし、水平線や直線のサポート&レジスタンスラインやトレンドラインと違って動的な曲線として描かれるため、リアルタイムで相場に向かっているときは、曲線を価格がブレイクしたかどうかの見極めがつけにくく、プライスアクションの対象としては読みにくいです。

そもそも移動平均線はサポート&レジスタンスとしての根拠や信頼性が明確ではありません。「過去に何度も、その移動平均線に価格がクロスするときに価格の動き方が影響を受けているように見える」ことだけが頼りです。

その点で、出来上がったチャートで確認するときは移動平均線は相場のフェイズの変化をきれいに描きだしてくれます。「あとで振り返ると明確にわかるのにリアルタイムでは半信半疑」ということは誰もが感じることでしょう。基本的に「移動平均線は大雑把に価格の動きの変化をつかむためのもの」となるでしょう。

実際のセットアップ(エントリーに向けての方針決定)には水平ライン(およびトレンドラインなどの直線)での分析を根拠するのが安全だということです。当インジケーターでは移動平均線を価格がクロスすると音声アラートが発動しますが、それはエントリー指令ではなくセットアップ準備の合図だと考えてください。

 

長期の時間足に切り替えた場合

これまでと同一のチャートを4時間足で表示したのが下の図です。

これまで表示範囲外になっていた日足のムラサキも表示されています。

一方、15分足以下のチャートに比べて表示される移動平均線と対応するアラートボタンが減っています。

これは期間が短かすぎる移動平均線を自動的に非表示にする機能があるからです。アラートも見えている移動平均線にしか設定できません。

移動平均線の初期設定について

当インジケーターでは9本の移動平均線について設定Aと設定Bの2通りを設定でき、パラメーター設定で切り替えて表示できます。それぞれの初期設定について同梱のマニュアルでの解説の抜粋を示します。

●設定A … 一目均衡表との関係

設定Aは、それぞれの時間足で気になる移動平均線の設定を適当にピックアップして寄せ集めたようなものです。管理のしやすさから、ピンク、ブルー、ライム、オレンジ、グレーの順で短期的から長期的になるように並べています。

全体としては、15分足や5分足において、短期的、中期的、長期的のそれぞれの傾向がわかるように移動平均線を配置しています。

これにより、移動平均線群がチャートに描く”絵”によって相場のフェイズ(局面)を捉えやすくなります。

下の図のように設定Aは一目均衡表がチャートで示す相場の地図と似たような”絵”が得られます。

 

同梱のマニュアルでは以下のような相場のフェイズと移動平均線のセットが描く図形パターンとの関係を簡単に紹介しています。

bevFXシリーズが想定している投資スタイルは基本的にオーソドックスであり、上記のうち転換期およびトレンドの調整局面での高値/安値更新からの戻りを狙うことを基本に置いています。

手法的には、需給関係の偏り(サポート&レジスタンス、サプライ&デマンドとオーダーフロー、オーダーブロック、ブレーカーブロック、インバランスなど)が推測される価格ゾーンで局面を読み取り、そこへのプライスアクションを確認してエントリーするという投資スタイルです。ストップロスと利確のラインを想定しておくのも前提となります。

bevFXシリーズはこうした投資スタイルのためのツール群です。

●設定B … GMMA的設定

設定BはGMMA的な設定です。同梱のマニュアルではこれについても相場のフェイズについて簡単な解説を加えています。

 

カスタマイズ

インジケーターのプロパティ設定によってさまざまなカスタマイズが可能です。ただし、外観に関しては色名を移動平均線および音声アラートに結び付けているので変更できません。

移動平均線の設定は以下のような項目を2セット設定できます。

 

【移動平均線の設定】

ピンク、ブルー、ライム、オレンジ、グレイの5本の移動平均線はそれぞれの色ごとに表示/非表示の切り替えや以下のパラメーターを設定できます。

・基準とするタイムフレーム(時間足)
・期間
・移動平均線の種別
・シフト(表示移動)

ムラサキの4本の移動平均線はそれぞれ基準となる時間足は決まっているので、個々の表示/非表示と以下の設定がまとめてできます。

・期間
・移動平均線の種別
・シフト(表示移動)

ストラテジーテスターでの実行

 … 実践的学習メソッド …

MT4のストラテジーテスター機能で過去チャートを使った実践的な学習や訓練ができます。

ストラテジーテスターは指定した期間のチャートを再現(時間を早回し)する機能です。ストラテジーテスターはおもにエキスパートアドバイザー(EA)の動作チェック用のMT4の機能と言えますが、通常のインジケーターの動作確認をはじめ、相場の振り返りや投資法の検証などにも利用できます。

bevFXシリーズと簡易トレードシム

ストラテジーテスターにとって、インジケーターの検証や過去チャートの再現の用途は”一応搭載されている”程度の機能です。もともとEAの自動売買の取引パフォーマンスを評価するためのものなので、過去チャートの再生用途には使い勝手(ユーザーインターフェイスの応答性など)がよくありません。

しかし工夫しだいでトレーダーの過去検証や自己訓練用に役立てることができます。

bevFXシリーズのインジケーターは「ツールセット」を除いて、ストラテジーテスターで追加されたときに自動で使いやすい画面設定になるように背景色やグリッドの非表示などの設定を行います。

また、ストラテジーテスターでのテスト実行ではトライアル版も時間足の制限なくほぼフル機能(ストラテジーテスター自体による制約を除いて)で動作します。

 

さらに、せっかくの過去チャート再生なので、そこで疑似トレードが行える「簡易トレードシム」機能を以下のインジケーターに搭載しました。これらのどちらかを併用することで、ただチャートを眺めるだけでなく臨場感を持って過去チャートを振り返ることができます。投資法の検証と投資スキルの向上に活用できるでしょう。

ストラテジーテスターの制約

ストラテジーテスターでは以下のような制約があります。

・あらかじめ指定した時間足だけで実行
・追加したインジケーターでは別の時間足のデータを参照する処理は実行されない
・アラート関係の処理は無視

このほかチャートへのキー操作やマウス操作の応答も鈍くなります。

実行例

下の図はメインのインジケーターを「001_ものさし」にしてテスト実行中に「002_日本時間とキリ番」を追加したあと、当インジケーターを追加したものです。

右のボタンが並んだパネルは「001_ものさし」をストラテジーテスターで実行したときに起動される簡易トレードシミュレーター(トレードシム)です。これによって過去チャートでインジケーターを評価するだけでなく実際の取引に近い形で体験できます。

チャートにはトレード履歴のライン(プラスは青系、マイナスはピンク系)がエントリーからイグジットの位置まで描かれます。一度に持てるポジションは1つのみでスプレッドは0です。

同梱のマニュアルではテスト実行での当インジケーターの扱い方について簡単に説明を加えています。

詳細・購入

 

モバイルバージョンを終了