– 商品概要説明 –
MT4用インジケーターです。
テクニカルの王道分析となるダウ理論を基にジグザグライン、水平線、トレンドライン、フィボナッチが自動で描かれる裁量補助用オリジナルインジケーターです。節目となる高値/安値はスイングハイ、スイングローにより定義(数値化)しているため、一貫性のある分析ができるようになり、値動きの方向性、到達点の分析が行い易くなります。
【表示構成】
・ジグザグライン
・高値/安値 ポイント
・高値/安値 水平線
・戻り高値/押し安値 ポイント
・戻り高値/押し安値 水平線
・トレンドライン アップ/ダウン
・フィボナッチ・リトレースメント アップ/ダウン
※確定足でサインが出る仕様です。
※価格が更新されると表示状態が変わります。
スイングハイ・スイングロー/概要
スイングハイ・・・最高値より低い高値のローソク足が設定本数以上、両側に存在する
スイングロー・・・最安値より高い安値のローソク足が設定本数以上、両側に存在する
※初期設定では5本
当インジケーターはスイングハイ・スイングローの判定基準に2つのフィルタリング機能を搭載しています。
ジグザグライン表示と合わせて紹介します。
①最低高低差機能
スイングハイ・スイングローは高値/安値判定をローソク足の前後の本数しか見ないため、ほとんど意味をなさない極小さい山谷も同様に扱われてしまいますが、当インジケーターは最低高低差のフィルタリングにより、小さな山谷を省くことができます。どの程度の山谷の波動を狙うかを決定し、フィルタリングする機能となります。
上図は10pipsより小さい山谷を設定により省いている例です。
②高低差切替機能
上図は灰色ラインが通常のスイングハイ・スイングローのジグザグラインです。
最高値/最安値ローソク足が両側5本存在していることが条件となります。
黄色ラインは高低差切替機能を設定したジグザグラインです。
条件は同様ですが、直前の波が50pips以上(任意設定)の場合、ローソク足のカウント条件が切替り、両側3本あれば最高値/最安値の判定となります。
ボラティリティが上昇している時には、ローソク足の本数条件を満たさず、僅かなローソク足数で山谷を作ってブレイクしていく時があります。
そういう場面でも節目を描くために実装した機能です。価格がローソク足数本でも価格が止まった山谷は過去、何かしらの節目を築いたポイントであることが多く、ダウ理論の高値/安値をスイングハイ・スイングローのローソク足本数条件で山谷を省いてしまうことを防ぐための機能とも言い替えられます。
水平線 高値/安値・戻り高値/押し安値
新高値ライン・・・水色
新安値ライン・・・桃色
戻り高値ライン(直近の押し安値をブレイクした波の高値)・・・青色
押し安値ライン(直近の戻り高値をブレイクした節目の安値)・・・赤色
直近の新高値・新安値をブレイクできなかった高値・安値はポイントのみが表示され、水平線が描かれません(黄緑で表している高値・安値)
※次の高値/安値・戻り高値/押し安値が出現するまで水平線が描かれます。
トレンドライン アップ/ダウン
① 戻り高値を上にブレイク(転換を示唆)
② 戻り高値を抜いた波の新高値を更新して上昇のN字(水色)を形成
③ トレンド転換の起点となった安値A点から上昇N字(水色)を形成した押し安値B点を結んでアップトレンドライン1本目を描画(実線)
④ もみ合い後、再び新高値を上にブレイクし、上昇N字(青色)を再び形成
⑤ トレンド転換の起点となった安値A点から上昇N字(青色)形成した押し安値C点を結んでアップトレンドライン2本目を描画(点線)
上昇トレンドライン描写は以上になります。
この例のようにトレンドラインの1本目、2本目の『角度』があまり変わらず描写された場合、トレンドの初動から安定した速度の上昇トレンドになるため、トレンドラインに沿うような形でトレンドが形成される傾向があります。トレンドラインの角度を見ることにより、価格がどのように進行するのか、エネルギーの分散などが見やすくなります。
上の図は前述の描写ルールと同様にトレンドラインが描かれています。※描写ルールは同じです。
異なる点としてトレンドライン2本の角度が大きく開いています。これは上昇トレンドを形成しているものの、上昇方向のエネルギーが拡散・発散しながら値が上がっている状態のため上昇トレンドのエネルギーが一方向にまとまらず、以降も上げ、下げの幅が広くなる傾向を示しています。
⑥の地点では価格が下げてきていますが、2本目のトレンドライン付近で下げの勢いが鈍化しています。
このようにトレンドラインというのは接触すると即座に反応が期待できるわけではなく、あくまでに押し目や戻りの目安に利用することになります。
上の図の例ではトレンドラインに沿う形で価格が推移しています。
この例のようにダウ理論のトレンド形成された起点からの描かれるトレンドラインは1本(角)2本(角)で今後の価格の流れを照らすように表すことが出来ます。本インジケーターの特徴とも言えます。
トレンドライン描画回数はパラメーター初期値で5本になっています。現在から遡って5本描かれます。
フィボナッチ・リトレースメント アップ/ダウン
フィボナッチは直近高値/安値がスイングハイ/ローの条件が満たされた時に描画がされます。
描画パターンの2つあります。
① パターン1 トレンドの起点から直近の高値/安値に向かって描画
主にトレンド起点からのやや深めの反発点(押し目・戻り)を予測するのに利用します。
この例では38.2、23.6辺りで価格が反応しているのが分かります。
② パターン2 直近の戻り高値/押し安値から直近安値・高値に向かって描画
主にトレンド方向への浅い反発点(押し目・戻り)を予測するのに利用します。
この例では61.8、23.6、38.2辺りで順次価格が反応しているのが分かります。
当インジケーターのフィボナッチはマイナス数字を入力することでトレンド方向へのラインも描画できます。
通常、フィボナッチはトレンドの押し目/戻りの反発点を予測する利用方法が一般的ですが、節目となる直近高値/安値をブレイクした際に、トレンド方向へどれだけ価格が伸びるのかを予測することが可能です。
高値/安値が更新された際にはスイングハイ/ローの条件が満たされ次第、新しい高値/安値で自動的にフィボナッチが再描写されますが、スイングハイローの条件が満たされる前まで、もしくはトレンドの勢いが強くジグザグを描かれない時などにはどこまで価格が伸びるのかを予測することに利用できます。
下図では、新高値をブレイク後、-23.6で価格が反応して戻ってきているのが確認できます。
パラメーター
インジケーター設定 | 内 容 | デフォルト |
Before Bars Counts/After Bars Counts | 高値安値の頂点前後の必要ローソク足数 | 5 |
Minimum Height Difference Pips | 高値安値の頂点を決めるための最低高低差(Pips)設定。BarsCountsの条件を満たしても高低差がこの設定以下であれば頂点と見なしません。 | 15.0 |
Switch Over Pips | 必要ローソク足本数 切替え高低差(Pips)条件設定。高低差がこの設定以上の場合、ローソク足の必要本数が
Switch Bars Countsの設定値に変わります。 ※初期値では高低差が50pips以上の場合、必要ローソク足の本数が5本→3本に切り替わります。 |
50.0 |
Switch Before Bars Counts/Switch After Bars Counts | 切替え後の高値安値の頂点前後の必要ローソク足数高低差(Pips)がSwitch Over Pipsの設定値以上になった場合、必要ローソク足がこの設定本数に切り替わります。 | 3 |
ZigZag Line Style | ジグザグラインの描画スタイル | Solid |
ZigZag Line Width | ジグザグラインの太さ | 1 |
ZigZag Line Color | ジグザグラインの色 | DarkGray |
High/Low Point Size | 高値/安値 ポイントサインサイズ | 1 |
ReturnHigh/PushLow Point Size | 戻り高値/押し安値 ポイントサインサイズ | 2 |
High/Low Point SignMark | 高値/安値 ポイントサイン表示の種類※サインの種類は下図をご参考下さい。 | 159 |
ReturnHigh/PushLow Point SignMark | 戻り高値/押し安値のポイントサイン表示の種類※サインの種類は下図をご参考下さい。 | 159 |
High Line ColorLow Line Color | 高値安値サインの色設定 | AquaPink |
Return High ColorPush Low Color | 戻り高値/押し安値のサインの色 | RoyalBlueOrangeRed |
High/Low Line Size | 高値/安値 水平線サインサイズ | 1 |
ReturnHigh/PushLow Line Size | 戻り高値/押し安値 水平線サインサイズ | 2 |
Line SignMark | 高値/安値、戻り高値/押し安値の水平線サイン表示の種別※サインの種類は下図をご参考下さい。 | 158 |
High Line ColorLow Line Color | 高値/安値 水平線サインの色 | AquaPink |
Return High ColorPush Low Color | 戻り高値/押し安値 水平線サインの色 | RoyalBlueOrangeRed |
Show TrendLines | true/false:トレンドライン表示をする/表示しない | true |
TrendLine Extend | true/false:トレンドラインの延長 表示をする/表示しない | true |
TrendLine Counts | トレンドラインの描画数(過去本数) | 5 |
TrendLine Width | トレンドラインの太さ※MT4の仕様で設定値2以上の場合、設定に関わらず、描画スタイルはSolidになります。 | 1 |
UP 1st TrLine StyleUP 2nd TrLine Style
Dn 1st TrLine Style Dn 2nd TrLine Style |
アップトレンドライン/ダウントレンドライン1本目、2本目の描画スタイル | SolidDashdot
Solid Dashdot |
Up 1st TrLine ColorUp 2nd TrLine Color
Dn 1st TrLine Color Dn 2nd TrLine Color |
アップトレンドライン/ダウントレンドライン1本目、2本目の色 | DodgerBlueSlateBlue
HotPink PaleVioletRed |
Show Fibonacci | true/false:フィボナッチライン表示をする/表示しない | true |
Fibo Levels Seperated | フィボナッチライン描画のレベル設定※コンマ区切りで設定して下さい | 0~2.618 |
Fibo Pattern Select | Pattern1・・・トレンド転換した波動の起点から更新されている高値/安値に向かって描画Pattern2・・・直前の高値/安値を更新した波動の起点から安値/高値に向かって描画 | Parttern1 |
Fibonacci Style | フィボナッチラインの描画スタイル | Dashdot |
Up Fibonacci ColorDn Fibonacci Color | フィボナッチのライン色 | MediumTurquoiseSalmon |
LabelName | トレンドライン、フィボナッチの冒頭ラベルネーム※本インジケーターを多重稼働する際にはネームを変更してください。 | xC |
Setting Magnification | スウィングハイロー倍率設定※長期設定時にご利用下さい。 | 1.0 |
仕様
対応通貨 | 全通貨ペア ※MT4表示可能ペア |
対応タイムフレーム | 全タイムフレーム |
有効利用法 | 環境認識、順張り/逆張りの目線固定、反発点予測 |
タイミング | 確定足 |
種別 | ノーリペイント ※水平線は価格更新により表示変化 |
サイン頻度 | パラメーターで可変 |
利用のポイント王道分析を自動で表示し、目線を固定したトレードを行いたい方には特におススメです。
商品内容
・本インジケーター(ex4形式ファイル)
・ユーザーマニュアル(pdf形式ファイル P20)
ご注意事項
※このインジケーターは自身のトレード環境向上目的で開発されたものになり、アップグレードの要望にはお応えする予定はありません。制作者本人が必要不可欠と判断した場合に限ってアップグレードする可能性はありますが、要望にはお応えできませんので予めご了承下さい。
・スマフォ版のMT4は対応していません。
・本インジケータの使用により発生したいかなる損失も補償は致しません。
・商品の特性上、返品・キャンセルはできません。
・予告なしに商品価格が変更、販売中止になる場合がございます。