MT4に表示している同一通貨ペアのチャート上で、水平線や垂直線、トレンドラインなどのオブジェクトを同期します。
環境認識の際、複数の時間足でマルチタイムフレーム分析をすると思うのですが、別々のチャートにそれぞれのラインを引くのって面倒ですよね。
そんな時に便利なのがこのインジケーターです。
このインジケーターを使うと、1つの時間足で作成した水平線などのオブジェクトが、同一通貨ペアの他のチャートにも同じオブジェクトが作成されるようになります。
また、作成後の移動、プロパティ変更、削除なども同期することができます。
■チャートオブジェクトが同期されるケース
・チャートオブジェクトの作成
・チャートオブジェクトのスタイル変更(色、太さなど)
・チャートオブジェクトの移動
・チャートオブジェクトの削除
■対応しているチャートオブジェクト
以下24のオブジェクトに対応しています。
・水平線
・垂直線
・トレンドライン
・平行チャネル
・フィボナッチリトレースメント
・フィボナッチ・エクスパンション
・フィボナッチ・チャネル
・フィボナッチ・タイムゾーン
・フィボナッチ・ファン
・フィボナッチ・アーク
・角度によるトレンドライン
・アンドリューズ・ピットフォーク
・標準偏差チャネル
・線形回帰チャネル
・サイクルライン
・三角形
・長方形
・楕円
・ギャン・ライン
・ギャン・ファン
・ギャン・グリッド
・テキスト
・ラベル
・矢印
■パラメータと機能
■上位時間足での表示設定
下位の時間足で作成したオブジェクトを上位の時間足に表示するかどうかの設定です。
デフォルトでは表示する設定(false)になっています。
■オブジェクト別同期設定
オブジェクト別に同期するか否かの設定を行うことが出来ます。
デフォルトでは対応しているすべてのオブジェクトが同期する設定(true)となっています。
■時間足毎に色を変更
作成した時間足毎にオブジェクトの色を分けることが出来ます。
■動作別同期設定
作成、変更、削除の同期を行うかどうかを設定できます。
■簡単設定切り替えボタン設定
オブジェクトの作成、変更、削除の同期、上位の時間足へのオブジェクトの表示、時間足毎の色分けの それぞれのON(True)、OFF(False)の設定をボタンクリックで簡単に切り替えることが出来ます。
いったんこの時間足のこのオブジェクトだけ削除したい、このオブジェクトは上位足に反映させたくない等の場合、プロパティの設定画面を開いて設定を変えるのはちょっと面倒ですよね。
ボタンクリックだけで設定が切り替えられれば、状況に合わせて柔軟かつ簡単に設定の切り替えができるのでストレスが減ると思います。
ボタンの色(文字、背景、枠)、位置、サイズ、ボタンのテキストはパラメータで自由に変更可能できるため、ボタンの外観と配置は100%カスタマイズ可能です。
また「設定切替ボタンを表示する」をfalseにするとボタン自体を非表示にすることが出来ます。
■ご利用上の注意点
※1.オブジェクト名から作成した時間足や当インジケーターで作成されたものかどうかなどを識別しているため、オブジェクト名は基本的に変更をしないで下さい。
※2.パラメーターの「インジケーター識別子」「区切り文字」は当インジケーターのオブジェクト作成後に変更しないで下さい。
※1の理由と同じで、オブジェクトが正常に判別が出来なくなるためです。
変更が必要な例外的なケースとして、確率的にほぼ考えられませんが、他のインジケーターで生成されたオブジェクト名などと被ってしまうような場合です。
こういった場合には、「インジケーター識別子」「区切り文字」を変更することで対応が可能です。
※3.当インジケーターはMT4専用となります。MT5では動作確認を行っていないため動作保証対象外です。
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