シンプルなMT4用トレードパネル
一般的なスマホ用トレードアプリに近い操作感を目指したMT4用トレードパネルです。
ブレークイーブン、トレーリングストップ、オープンポジションの一括クローズなどの操作が可能です。
表示イメージ
機能と使い方
通常のEAと同様にMQL4/Expertsフォルダ内にダウンロードしたファイルを保存し、トレードしたいシンボルのチャートにTradePanelを適用してください。
【メインパネル】
- SELL/BUYボタン
指定ロットで売り/買いオーダーを送信します - Lot
ロット指定
数値入力のほか、下記の手順により矢印キーでもロット数を変更できます。枠内をクリック
↓
Enterキーを押す
↓
黄色の枠が表示された状態で矢印キーを押す
[↑] シンボルの数量ステップごとに増加
[↓] 数量ステップごとに減少(最小値はシンボルの最小取引数量)
[←] 数量ステップx10単位ごとに増加
[→] 数量ステップx10単位ごとに減少(最小値はシンボルの最小取引数量)
↓
入力後は再度Enterキーを押して確定してください。(枠の色が元のグレーに戻ります。) - SL
ストップロス指定
pips指定と表示時間足の本数指定*の2パターンがあります。
設定値が0の場合はSLなしとなります。
「SL」表記右横の[pips]または[bars]をクリックすることで入力パターンを切り替えます。ブローカーによってストップレベルが設定されておりその値よりSLが近くなる場合には赤枠が表示され、該当方向のオーダーボタンはロックされます。
*現行足の一本前からn本目までの最高値・最安値をSLに設定します。
- TP
テイクプロフィット指定
pipsで指定します。
設定値が0の場合はTPなしとなります。 - BREAKEVEN
ブレークイーブンを使用する場合チェックボックスをオンにします。
設定はOptionパネル内にあります。
※通常のEAと同様に稼働中はMT4を終了しないでください。 - TRAIL
トレーリングストップを使用する場合チェックボックスをオンにします。
設定はOptionパネル内にあります。
※通常のEAと同様に稼働中はMT4を終了しないでください。 - CLOSE SELL
オープンポジションの内、売りポジションのみを全クローズします。 - CLOSE BUY
オープンポジションの内、買いポジションのみを全クローズします。 - CLOSE ALL
オープンポジションをすべてクローズします。
【Optionパネル】(メインパネル下部の「Option >」ボタンで開閉)
- BreakEven Setting
ポジションの建値から設定値pips離れた時にSLを建値に移動します。
使用の切り替えはメインパネルのチェックボックスで行います。
ストップレベルの値より小さい場合は赤枠表示となりますが、発注のロックは行いません。(作動時にエラーとなります) - TrailingStop Setting
Start : ポジションの建値から設定値pips離れた時にSLをLoss Distの位置に移動します。
Loss Dist : SLの基本値幅。現在価格から設定値pips離れた価格をSLとします。
Span : 前回の変更時(BreakEvenによる変更を含む)から指定値pips有利に動いた時にSLをLoss Distの位置に移動します。
使用の切り替えはメインパネルのチェックボックスで行います。
Loss Distの値がストップレベルより小さい場合は赤枠表示となりますが、発注のロックは行いません。(作動時にエラーとなります)
【共通】
xボタン TradePanelを終了します。
–ボタン パネルを一時的にウィンドウ下部へ隠します。
+ボタン 一時的に隠されたパネルを元の位置に戻します。
パラメーター
- Magic Number
当EAで使用するマジックナンバー - Comment
コメント
- Lots
ロットの初期値 - Slippage(pips)
スリッページ(ブローカーで設定が許可されている場合に有効) - Max Spread ( points )
最大スプレッド。指定値以下の時のみ発注されます。 - Max Against Price ( points ) ※試験機能
新規ポジション発注時にリトライが発生した際、指定値以上不利な価格となった場合に発注をキャンセルします。
※基本的にはスリッページの値が優先され、スリッページの範囲内の場合は動作しません。 - Click Interval ( ms )
発注ボタンのクリック感度をミリ秒単位で設定します。
小さい値にする場合は連打にご注意ください。 - Takeprofit ( pips )
テイクプロフィットの初期値。
メインパネルのTP欄に該当します。 - Stoploss : Static ( pips )
ストップロスの初期値
メインパネルのSL [ pips ] 欄に該当します。 - Stoploss : Variable ( Bars )
ストップロス(バー数指定)の初期値
メインパネルのSL [ bars ] 欄に該当します。
デフォルトでは表示時間足の1本前から指定本数までの最高値・最安値にストップロスを設定します。 - Stoploss : Variable – Count Start ( Bars )
ストップロス(バー数指定)の開始バーの初期値
デフォルトでは現行足の1本前となっています。
この場合、高値・安値更新中はSL [ bars ] 欄が赤枠表示となり逆張りに当たる発注ボタンがロックされます。
(仮に0本前に設定した場合上記のロック状態にはなりませんが、現行足の高値・安値がストップになるため発注直後にクローズされる場合があります。) - Break Even : Distance ( pips )
ブレークイーブンの初期値。
メインパネルのBreakEven Setting欄に該当します。 - Trail : Start Distance ( pips )
Trail : Loss Distande ( pips )
Trail : Modifying Span ( pips )
トレーリングストップの初期値
メインパネルのTrailingStop Setting各欄に該当します。 - Day/Time Filter
日時フィルターを使用するかどうかを設定します。
使用=true - Day Filter : Trade Month ( Server time )
トレードを有効にする月を設定します。 - Day Filter : Trade Day ( Server time )
トレードを有効にする日を設定します。 - Day Filter : Trade Weekday ( Server time )
トレードを有効にする曜日を設定します。
月曜=1、火曜=2、水曜=3、木曜=4、金曜=5 - Time Filter : Trade Hour ( Server time )
トレードを有効にする時間を設定します。
(サマータイムには対応していません。)※Day/Time Filter共通書式
「1,2,3,4,5」のように個別に記述する方法と「1-30」のように期間をまとめて記述する方法を採用しています。
(「-」は半角ハイフン)
両方の書式は「1,2,5-10,15,20-31」のように混在させることができます。
全項目がマッチした時のみ有効になります。(例えば曜日指定のみ使用したい時も日付は1-31のままで構いません)
設定に使用する日時はすべてサーバー時間(MT4上の表示と同じ)となります。 - Save Panel State
パネル上の設定値を「MQL4/Files/TradePanel_UsrData」フォルダ内に自動保存します。
保存ファイルを削除しない限り、EAのパラメーター設定に優先してパネル上で変更された内容が読み込まれます。
(同一シンボルかつ同一マジックナンバーのファイルは共有されます)
使用=true
- Reverse Mode : Key
見た目はそのままSELLボタンが買い・BUYボタンが売りになります。
値欄に「GyakuShin」と入力すると使用可能になります。
正常に設定されるとターミナル-エキスパートタブのログに「ReverseMode Set OK.」と表示されますので使用前に必ずご確認ください。
なお、当機能使用によって発生する事象についてはすべて免責とさせていただきます。ご了承ください。 - Reverse Mode : Show Status
Reverse Modeが有効な場合にメインパネル左下部に「[ R ]」を目印として表示させます。
使用=true
その他
- 小数桁3桁、5桁のシンボル(為替等)で最適化しています。その他のシンボル(指数・クリプト等)では一部表示が乱れる場合があります。
- BREAKEEVEN、TRAIL、CLOSEの機能については同一シンボル、同一マジックナンバーに設定にすることで既存EAの補助としてもご利用いただけると思います。