移動平均線(Moving Average)は多くの方が使われていると思うので、
MAを使った、ちょっと変わったオリジナルインジケーターを紹介します。
GMMAは本来、6本 x 2 で12本のMAを使ったインジケーターで、
長期と短期の組み合わせでタイミングを計ったり、環境認識を行います。
私の作ったGMMAは、MAの本数が10本となります。
なぜ、10本かというと、最小のMAの値を決め、次のMAとの間隔を決めます。
6倍より10倍の方が感覚的に計算しやすい(笑)
ラインは細かい方が美しい。(ここ、すごく大事です)
と、いう事で10本となりました。
単体でも使えますので、好みで2セットとか、3セットでお使いください。
設定値を変えることで、アップトレンド、ダウントレンド、反発、押し目、戻り売りなど、
多くの情報が得られます。
また、設定値は自由に変える事が出来るため、オリジナルルールを構築する事も可能です。
では、紹介させていただきますね。
10本のMAを使うのですが、プロパティの設定で、MAの値と、種類を選び、
MAの間隔を指定します。
表示されている画像は初期値で、EMA101、間隔は11です。
この値だと、101EMA〜200EMAまでが表示されます。
例えば、21EMA、間隔を6と設定すれば、21EMA〜75EMAとなります。
パーフェクトオーダー(すべてが並んだ状態)時には、上昇の時は一番下のMA、
下降の時は一番下降の時は一番上のMAにシグナルがでます。
プロパティで消す事も可能です。
Bs_Ma10を複数表示させるときは、ID_Noを変更して下さい。(1,2,3,4,5…..)
TimePeriod:マルチタイムフレームを使う場合、時間足を指定して下さい。
Ma_Period:MAの値を設定
KanKaku :MAの間隔を指定
Ma_Shift :通常「0」でOK
Ma_Method:MAの種類を選択してください。
Ma_Price :初期値は終値(Close)
SignalBar_ShiftPeriod:初期地は50ですが変更可能、設定を無効にする場合は「0」を指定。
UP_Color:上昇カラー
DN_Color:下降カラー
LineStyle:0で実線、、、など
LineWidth:ラインの太さ 初期値は1で、画像は2です。
Signal _Size:変更可能です。(2021/08/05 機能追加しました)
Signal_UP_Color:シグナルの上昇カラー
Signal_DN_Color:シグナルの下降カラー
Show_PO_Arrow:パーフェクトオーダー時、表示するかどうか?
Alert_PO_Signal:パーフェクトオーダーになった時、アラートするかどうか?
Mail_PO_Signal:パーフェクトオーダーになった時、メールするかどうか?
Alert_R_Signal:リバースシグナル(反発・逆張り)をアラートするかどうか?
Mail_R_Signal:リバースシグナル(反発・逆張り)をメールするかどうか?
Alert_MaOrver_Signal:MAの最小値と、MAの最大値を越えた時のシグナルをアラートするかどうか?
Mail_MaOrver_Signal:MAの最小値と、MAの最大値を越えた時のシグナルをメールするかどうか?
ちなみに、ここでOFFにしてもチャート上ではシグナルが表示されます。
が、OFFにすればアラートも鳴らないしメールもSendされません。
シグナルを消したい時は、チャート上のボタンで消せます。
Corner:ボタンの表示位置ですが、初期値の右上が無難です。
XMargin:複数表示させる場合は、Xマージンをプラス、もしくはマイナスしてください。
この辺りは、適当に入力してみて都合の良い位置に設定して下さい。
MaxBars:ローソク足何本分表示するか?です。
実は本日(2021/08/05)、追加でカラーを変更できるようにしました。
デザイン的に、どのようにも出来るので楽しみたい方は面白いと思います。
Line _ColorSet をONすることで、カラーで遊べます。
複数のBs_GMMA を追加することで、面白いオリジナルのインジケーターが作れると思います。
単なる遊び心ですが、自分にとっては大切な事です。
上記サンプル画像は、この設定を使いました。
初期値です。
変更した場合は、保存しておきましょう。
このプロパティーで細かく設定できるようにしているのは、そうする事で保存出来るからです。
でないと、苦労してカラーやライン設定を変えたのに、再現できず辛いことになります。
傑作ができましたら、ぜひ送って下さい。
シグナルサイズの変更
上の画像でMAに触れていないのに、シグナルが出ている箇所があります。
右寄りの所に上昇矢印がでていますが、MAには接触していません。
このシグナルの設定値が SignalBar_ShiftPeriod です。
この時の値は、初期値の「50」です。
「0」に設定すると、表示され捲くなります。
違う値で試してみてください。
↓ SignalBar_ShiftPeriod 初期値の50です。
一番したのLINE上に・・・となっているのは、パーフェクトオーダーを示しています。
↓ SignalBar_ShiftPeriod「25」にしてみました。
大きなチャートの方が分かりやすいかも?
SignalBar_ShiftPeriod:50
SignalBar_ShiftPeriod:25
SignalBar_ShiftPeriod:10
SignalBar_ShiftPeriod:0
例えば、このチャート、何らかの目印が無いとタイミングが分からないのですが、
GMMAのLINEを表示してみると、下降中だと一目瞭然。
さらに、シグナルを表示してみると、
こんな感じになります(^^)
これは、この設定では難しいチャートですね。
下降トレンドではありますが、結構はみ出ます。
まぁ、損切りラインを多めに設定しておけば良さそうですけど、
短い設定だと、売りで入ってもしょっちゅう切られそう。
しかし、この続きの上昇では、この初期値の設定でピッタリな感じです。
では、2セット表示してみました。
ID _Noを2に変更、ボタンの位置(XMargin)は50プラスしています。
シグナルを隠しています。
短い方だけ表示
3セット表示しました。
ID _No を3に。XMarginをプラス100に。
設定値は、5EMA〜32EMAとなっております。
ぼたんのしたにテキストで設定値が表示されています。
短期のシグナルは隠しています。
短期だけを表示しています。
シグナルを隠す。
長期のシグナルだけ表示。
Bs_Candleと組み合わせてみました。
平均足で表示して居るので、いつ入ればよいかタイミングが掴みやすいと思います。
Ma10が両方とも同じ方向にパーフェクトオーダー中にBs_Candleの色が変わった時とか。
キャンドルが、チカチカする時があるんです。
そういう時も、Bs_Candleが使えます。
MAにキャンドルが隠れる事もありません。
まぁ、見やすいのが一番です。
右上にあるボタンですが、1セットで2個のボタンが表れます。
左のボタンは、シグナルを隠します。
右のボタンは、LINEを隠します。
この、表示したり隠したりが出来るだけでも、かなり優秀。
ごちゃごちゃして、鬱陶しい時があるんです。
そういう時は、トレードしない方が良いんですけど、本来は。
長期のサインだけ表示しました。
中期のサインだけ表示しました。
中期と長期のサインだけです。
このルールだと、チェックしたところでトレードになりますかね?
4時間足です。
上記と同時刻の30分足です。
5分足です。
いかがだったでしょうか?
このインジケーターは、自分でもよいアイデアだったと思います。
MAは3本とかで十分という方もいらっしゃるでしょうけど、
本数が多くなるほど、形として認識出来るんです。
この形になったら、、、というような感覚的にパターン認識できて良いかなぁと思います。
数あるインジケーターでも、移動平均線は、沢山表示しても重くなり難い。
自分は、見た目にわかりやすい、パッと認識できるチャートが好きなので、
値はあまり氣にしません。
移動平均線では勝てないという方もいらっしゃいます。
そういう方は、頭が固いのか、他の商材を売りたいのか?
または、
原理原則に基づいた手法だから・・・と移動平均線の手法を売っている方もいらっしゃいます。
まぁ、どっちでも良いのですが、
移動平均線でも勝てる方は勝ちます。
勝てない方は勝てない。
道具は何を使うか?
よりも、
誰がトレードするのか?
一つの手法で勝てるようになっても、ずっと続きません。
通用しなくなります。
誰かが「200Pips Getした」、「今月は、◯〇〇万円の利益です」とか言ってても
氣にしないで下さい。
今だけかも知れません。
パチンコと一緒で、勝った時だけ騒いでるんじゃないですかね?
分かりませんけど(笑)
期待して購入したのに、中身を見てほとんど残念がっていました。
なので、アフターフォローを利用して問い合わせた事もなく、
いくらアフターフォロー万全との謳い文句でも意味がなかった。
このチャートの説明は、ほぼ今のチャートです。
得意な部分だけを抜き取ったわけではありません。
GMMAが好きな方は、キレイなラインとかのデザインが好きなんじゃ無いですかね?
自分は数百本のMAでも作ったことがありますが、模様を楽しんでました。
それと、トレンドは非常にわかりやすい。
このインジケーターは、設定、デザインが細かく指定できるので、
きっと楽しめ、お気に召していただけると思います。
これからもオリジナルインジケーターを出していくと思いますので楽しみにしていて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
/_/_/_/_/_/ 2021/08/07 UP /_/_/_/_/_/_/_/
ボタンを押してLineを隠した時から復帰した時に、LineSetをtrue にしているにもかかわらず、
false の時のカラーになっているバグを修正。
プロパティのカラーの順番を入れ替え(バグではありませんが、分かりやすいと思うので)
5セットを使用して、レインボーを作ってみました。
FXを始めた当時、良くこんなのをMAを多用して作っていました。
長期のシグナルをONに
ひとつのチャートに5セット使います。
オマケとしてPresetsフォルダに a1, a2, a3, a4, a5 と b1, b2, b3, b4, b5 があります。
MT4フォルダーの下に、Presetsフォルダーがありますので、ここのコピーしてください。
インジケーターをチャートにセットした時にプロパティーが開きますので、
「読み込み」ボタンを押して、先ほどコピーした「a1.set」を指定してOK
この作業を5回繰り返すと、上記のようなチャートができます。
シグナルに関しては、好きなセットのシグナルを表示すると良いと思います。
全てのシグナルをtrue にしているとしょっちゅう鳴ると思いますよ。
ウザイので、個人的におすすめは、長期足です。
詳細・購入