EIKOMA2(英独楽2)_GBPJPY_M5~トレーリング機能を搭載し、損失は最少に、利益は最大に。
1.概要
本EAは、先行EAであるEIKOMA(英独楽)のトレール注文実装版です。
ロジックについては前作を踏襲しております。
テクニカル指数を数種使い、買い、売りするEAです。注文は条件クリア後成り行きで行います。
ナンピン、マーチンゲール手法ではありません。
過去15年間に渡りバックテストを実施しています。
結果は、取引当たりの最高利益は1,200pips、平均利益110pips、最大損失は95pips、平均損失60pipsでした(0.1ロット取引の場合)。
取引ロット数はデフォルトでは0.1(1万通貨)、変更可能です(後ほど検証します)。
2.取引ロジック
ボリンジャーバンドのバンドウォークを捉えエントリーします。
そのうえで下の分析を行い、フィルトレーションがすべてクリアしない場合はエントリーをスキップします。
フィルター1: 過去の高値、安値をブレイクアウトしているか?
フィルター2: MFI(マーケットフローインデックス)が示す局面
※以上のフィルターについてはダマシを排除するためにマルチタイムフレーム分析を行っています。
クロージングについては、移動平均線のクロスを捉えています。本EAは5分足を使用しますが、相場の転換を見極めるために
別の時間足を使用しています。
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3.パラメータ
いくつかのパラメータを変更可能にしています。
(実運用前には必ずバックテストを行ってくださいね。)
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項目 | 可変/不変 |
---|---|
エントリー時のボリンジャーバンドの平均期間 | 変更可能 |
バンドウォーク何本で仕掛けるか | 変更可能 |
直近安値/高値の計算バー数 | 変更可能 |
MFIの平均期間 | 変更可能 |
クロージング時の移動平均線の平均期間 | 変更可能 |
ストップリミットまたはトレール幅(pips) | 変更可能 |
ロット数(1万通貨=0.1指示) | 変更可能(最少:0.01) |
マジックナンバー | 変更可能(通常は変更不要) |
4.パラメータの検証
各パラメータを変化させた場合の結果について、検証してみました。
ボリンジャーバンドの平均期間 | 取引総数 | プロフィットファクター | ドローダウン率% |
---|---|---|---|
50 | 1,177 | 1.22 | 8.34% |
100 | 915 | 1.34 | 7.49% |
150 | 812 | 1.4 | 6.10% |
200 | 738 | 1.37 | 7.01% |
250 | 696 | 1.42 | 6.13% |
300 | 675 | 1.4 | 6.74% |
数値を小さくすることで取引総数は増えますが、プロフィットファクター(PF)が小さく、ドローダウン率が高くなっています。
S/Lまたはトレール幅(pips) | 取引総数 | プロフィットファクター | ドローダウン率% |
---|---|---|---|
70 | 1,255 | 1.18 | 10.23% |
80 | 1,100 | 1.21 | 11.25% |
90 | 938 | 1.34 | 8.09% |
100 | 824 | 1.40 | 6.10% |
110 | 758 | 1.35 | 7.44% |
120 | 707 | 1.31 | 9.02% |
130 | 646 | 1.34 | 8.51% |
トレール幅については、100を中心にDDが上がっています。
ロット数 | プロフィットファクター | 期待利得 | ドローダウン率% |
---|---|---|---|
0.01 | 1.4 | 151 | 1.2% |
0.02 | 1.4 | 302 | 2.2% |
0.05 | 1.4 | 756 | 4.2% |
0.1 | 1.4 | 1,513 | 6.1% |
0.2 | 1.4 | 3,026 | 9.4% |
0.5 | 1.4 | 7,566 | 16.6% |
1 | 1.4 | 15,132 | 26.3% |
ロット数については、デフォルトでは0.1としていますが、これも変更可能です。
PFは当然、ロット数によっては変わりませんが、期待利得が大きく変わります。
(期待利得は、1取引ごとの損益を示す数値です)
良いことばかりではありません。DDが1ロットでは25%超となっていますので、
資金に余裕がないと、資金面でも精神面でもかなりキツイ運用になる恐れがあります。
ロット数については、資金面で余裕ができれば大きくするなど、柔軟に対応いただければと思います。
5.通貨ペアと使用時間足
GBP/JPY(英ポンドクロス円)
5分足(M5)
6.取引頻度
相場状況によりますが、1週間に平均1回程度エントリーする設計です。
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