AUDとNZDは同じような動きをしている通貨であり、値動きが小さいことが特徴です。
AUD/NZDは金融ショックがあった場合にも一方的に動くことが少ないことから、この通貨ペアを採用しています。
以下はAUD/NZDの2020年の日足チャートですが、コロナショックがあった場合でも他の通貨ペアほど一方的にどちらかが動くということが少ないことがわかると思います。
また、いくら値動きが小さいとはいっても、短期足の場合にはノイズが多いため、4時間足でのテクニカルでトレードするよう設定されています。
Stacked_AUD/NZDは、乖離が少ないAUD/NZDで長期的にコツコツと少しでも安全性を高めながら資産を積み上げていくEAになります。
当EAの名前の由来は、資産を積み上げるということからStacked(積み上げ)としました。
実際に2010年1月~2020年6月のバックテストをご覧ください。
まずは証拠金10万円からスタートした場合です。
上記は1ロット10万通貨の口座で0.01ロットでの運用です。
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次に、証拠金100万円からのスタートです。
こちらは証拠金が10倍になったことから、0.1ロットで運用しています。
また、TPまでの金額も10倍に変更しました。
このように、証拠金に合わせてロットとTPを適切に変更していただくことで、資産を積み上げていくことが可能です。
上記のバックテストは10万円からスタートしていますが、証拠金20万円に対してデフォルト設定でスタートしていただく方が安全性を高めることができます。
こちらが20万円から0.01ロットでスタートした場合になります。
このように、最大ドローダウンが9.04%となっていますので、10万円からスタートするよりも、証拠金20万円からデフォルト設定でスタートしていただくことを推奨します。
コロナショックでも問題なく資産を積み上げていることも、Stacked_AUD/NZDの特徴です。
年間200回程度の取り引きということで、トレード回数が少ないと感じるかもしれませんが、これは無駄なトレードを極力しないということになります。
ロットも小さめに設定されていますが、これは極力安全にトレードをしていただくためです。
おそらく他のEAに比べると資産の増え方は大きくありませんが、少しでも安全性を高めるために、あえて少しずつ増えるような設定にしています。
大きく増えるEAはその分リスクも高いです。
一ヶ月で資産が倍になるようなEAは、いずれ破綻する可能性が極めて高いのでご注意ください。
当然ながら100%安全というEAはどこにもありませんが、Stacked_AUD/NZDはドローダウンをできるだけ低くするというコンセプトで作成しましたので、必ず小さなロットで運用していただくようお願い致します。
ロットとTPを大きくすれば、もっと大きく資産を増やすことも可能ですが、その場合には口座破綻の確率が上がります。
そのため、もしもロットとTPの数値を大きくしたいという場合には、必ずバックテストをした上で、自己責任で行ってください。
ロットを小さくする最大の理由として、Stacked_AUD/NZDはナンピンマーチンのEAです。
ナンピンマーチンのEAはロットを小さくしなければ破綻する可能性が極めて高いです。
そのため、Stacked_AUD/NZDは小ロットでの運用を強く推奨しております。
さらに安全性を高めるために、12月24日~1月7日まではトレードをしないように設定しております。
理由としては、上記期間は流動性が極めて低いため、普段よりも値動きが大きくなることがあるからです。
バックテストの結果は単利でのものですので、資産が増えたときに複利で運用していただければ、もっと利益は大きくなるでしょう。
ただし、必ずルールを守った上で運用していただくようお願い致します。
【テクニカル指標】
本EAで使用しているテクニカル指標は4時間足でのRSIです。
短期足でのオシレーターは信頼性に欠けるため、4時間足でのテクニカルを採用しております。
【ロスカットについて】
本EAのロスカットは証拠金が50%以下になったときにされるよう設定されています。
この数値は変更可能ですが、あまり小さくしすぎた場合にはロスカットされる確率が増えますし、大きくした場合にはロスカットされる確率は減るものの、万が一のロスカットの際に証拠金の大半を失います。
そのため、ロスカットのパーセンテージを変更するよりも証拠金を増やして、10万円の設定に対して証拠金20万円のようにすることを推奨します。
【追加ポジション及びTPについて】
TPは0.01ロットに対して150円に設定しています。
また、第2ポジション以降はロットが0.01ずつ増え、追加したロットに対して20%の割合で目標利益額が増加します。
つまり、第1ポジションは0.01ロットの場合、第2ポジションは0.02となり、合計ロット数は0.03ロットとなり、目標利益額は210円(150円+(300円×20%)=210円)になります。
バックテストで何回もTPを変更した結果、100円や200円よりも150円の方がパフォーマンスが良かったため、この数値を採用しております。
なお、TPの数値に関しては変更可能ですが、TPを大きくしすぎるとドローダウンが大きくなりますのでお気を付けください。
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