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ダウ理論インジケータ

ダウ理論インジケータ

ダウ理論インジケータ

Price: 4,800円

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1. 概要
ダウ理論の高値更新、安値更新のラインを自動的に描くインジケータです。

2. 本インジケータの特徴
(ア) 高値更新ライン、安値更新ラインを自動で描きます。
(イ) 時間足を変えると、その時間足に合わせて描きなおします。
(ウ) ラインの色、太さ、長さをユーザーのお好みに変更できます。
(エ) ワンクリックで、髭先/終値の変更ができます。
(オ) 高値安値を検出するロジックで、計算幅を自動[Auto]/手動[Fix]が選択できます。
(カ) ワンクリックで自動[Auto]/手動[Fix]を交互に変更できます。
(キ) 直近の高値4本、安値4本の間隔から次のピーク(ボトム)位置を予測します。
(ク) 予測位置に縦の破線(未来線)を表示します。

3. パラメータ
項目 説明  デフォルト設定
(ア) H-line Color 高値ラインの色 Red
(イ) L-line Color 安値ラインの色 Blue
(ウ) Line Width (1~5) ラインの太さ 3
(エ) Length (1~) ラインの長さ 5
(オ) HIGE 髭先にラインを引く true
(falseだと終値にラインを引く)
(カ) Auto Width 幅自動計算 true
(キ) Calc Width 高値 / 安値を計算する足の数 21
(ク) corner クリッカブルラベルの表示位置
(0:左上、1:右上、2:左下、3:右下) 0
(ケ) x_org ラベルの水平方向表示位置 10
(コ) y_org ラベルの垂直方向表示位置 18

4. ダウ理論から
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」
ダウ理論によれば、高値を更新、安値を更新し続けている間は、トレンドが継続中であると考えます。
このトレンドの継続(高値更新、安値更新)を見やすく表示するようにしたのが、本インジケータです。

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図1.JPG
図1

図1は、ラインを引く前のチャートです。
通貨ペアはEURJPYで4時間足チャートです。

図2.JPG
図2

図2は、このインジケータで高値安値のラインを引いたものです。
上昇トレンドで高値更新/安値更新が続いた後、反転して安値を切り下げていることが良くわかります。黄色の線および水色の線は、移動平均線で、それぞれEMA20とEMA200です。

図3.JPG
図3

図3は、もう少し広い範囲を表示したものです。
大きな流れとしては、レートが下降してきた後、一旦は反転上昇したものの、上昇しきれずに、やや下向きに押し戻されていることが読み取れます。

図4.JPG
図4

図4は、同じチャートを15分足で表示したものです。高値の切り下がり、安値の切り下がりで下降してきたチャートが底を打ち、ダブルボトムを形成しています。上昇、下降の勢力が拮抗しているレンジ状態に入りました。2本の移動平均線EMA20とEMA200も接近して絡み合い、ほぼ平行に推移しています。
今後のトレード指針としては、「レンジをブレイクするまで待ってからエントリーする。」ということになります。トレードにおいて、「待つ」ということは、とても重要です。
ダウ理論インジケータを使うことで、投資戦略を立て易くなり無駄なエントリーを避けることができます。いわゆる「ポジポジ病」ともさようならです。
※「ポジポジ病」とは?
ポジションを持っていないと落ち着かない、不安になる。
根拠のないポジションを持ち、不必要な売買を繰り返す。
負けを取り返したいとポジションを増やし、さらに損失を増やす。
ポジションを持っていないと利益の機会を無くすのではと恐れる。
必要以上にロット数を上げすぎ、結果としてトータルで負けてしまう。

5. 設定値の違いによる描画
Fixモードで、Calc Widthの設定値を変えると、高値更新/安値更新ラインの描画の様子が変化します。Autoモードにおいても、Fixモードの結果を元に再計算している為、設定値変更の影響を受けます。
図5は、Calc Width=21に、図6は52 に設定したものです。数値が小さいとより細かく、数値が大きいと広めに高値安値ラインが描画されます。

図5.JPG
図5

図6.JPG
図6

6. 髭先と終値
高値/安値について、髭先と終値のどちらかを選択することができます。
通常は、髭先高安値にラインを引く設定になっています。(HIGE=true)
HIGE=falseにすると、終値にラインを引きます。

図7.JPG
図7

図8.JPG
図8

図7は、髭先、図8は終値にラインを引いたものです。

左上のラベル▲髭先▼/■終値■をマウスでクリックすると、状態が交互に入れ替わります。

7. 高値更新、安値更新ラインを自動的に描くロジック
ローソク足を現在から過去n本まで遡って、最大値と最小値の位置を探します。
最大値と最小値の位置を比べて、現在時刻に近いものをスタートポイントに設定します。
スタートポイントが最大値(山)であれば、ここを起点として、過去方向にn本のローソク足の谷を探します。スタートポイントが最小値(谷)であれば、ここを起点として、過去方向にn本のローソク足の山を探します。
以下、交互にローソク足の次の山と谷を、過去に遡って探していきます。
山と谷の時間位置とその値を記憶し、チャートにラインを描画します。
山の場合は、赤で、谷の場合は青でラインを描きます。
それぞれ最大10本のラインが描かれます。
このロジックでは、n本の設定(パラメータではCalc Width)が重要になります。
通常は21に設定してありますが、必要に応じて設定値を変更してください

8. FixモードとAutoモード
Fixモードでは、過去に遡るローソク足の数を指定した数値に固定したままで動作しますが、Autoモードにすると、この設定値を自動で変更してくれます。その仕組みは、まず、初期設定値で指定した数値(Fixモード)で、ダウの高値更新、安値更新を計算します。高値更新から次の高値更新の間隔を最新のものから過去へ3件、安値更新から次の安値更新の間隔を最新のものから過去へ3件、合計6件の数値を平均して、更新間隔λを求めます。(λは波の波長に相当するものです。)λを指定数値として、再度計算した結果を描いたものがAutoモードです。Autoモードは、内部で2回繰り返し演算を行っています。
一般にFixモードよりAutoモードの方が、ピーク間隔が広めになる傾向があります。

9. 未来を予測する?!「未来線」
8.で間隔λが求められたので、直近の高値更新位置(あるいは直近の安値更新位置)から右方向に1/2λ離れた位置に垂直線を描くことが出来ます。図のピンク色の破線がこの「未来線」になります。
直近が高値(安値)更新であれば、次の安値(高値)更新の出現位置を予測する垂線となるわけです。(実際は、予測の通りになるとは限りませんが、一つの目安にはなるでしょう。)

図9.JPG
図9

図9は、USDJPYの日足チャートです。

下降トレンドが継続していることが分かります。安値の更新、高値の切り下がりで、直近の高値を付けた後に下げてきている状態です。未来線は、直近高値の位置から1/2λ右(未来側)の位置に引かれています(λ=30)。ローソク足15本分未来(日足ですから15日後)に、次の安値が来るであろうと予測されます。

10. インジケータを表示させて分かること
トレンドの有無、トレンドの強弱、トレンドの終焉、トレンド転換、次に来る高値/安値の予測位置などがより分かりやすく見えてきます。トレンドの見える化が達成されているとも言えます。

今、トレンドなのかレンジなのかが手に取るように分かります。
今後のトレード戦略を立てるのにも大いに役立つインジケータだと思います。

11. その他注意事項
チャートの時間足や通貨ペアを変更した際に、array out of range のエラーが出ることがあります。これは、ローソク足4本値のデータ数が画面表示幅よりも数が少ない場合に起きます。MT4メニューバーの チャート → 更新 を行って、チャートデータを更新するか、マウスでチャートを右にドラッグして、過去データを表示させるようにして下さい。インジケータを一旦削除して、再度導入するか、一旦別の時間足に変更してから元の時間足に戻すことで、エラーは解消されます。

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※ダウ理論とは
-以下 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用 -

ダウ理論(Dow Theory)とは、チャールズ・ダウが提唱した市場での値動きを評価するための理論である。

ダウ理論は、以下の6つの基本法則から構成されている。
平均はすべての事象を織り込む
政府が発表する経済統計や企業の業績・更には自然災害の様な予測不可能な事象に至るまで、需給に関するあらゆる事象は全て市場価格に織り込まれる。市場価格はあらゆるファンダメンタル(材料)の反映であるという考えであり、その意味で効率的市場仮説の主張に基づいた考えとも言える。
トレンドには3種類ある
ダウ理論では、価格変動の分析において市場動向(トレンド)を重視する。そのトレンドを以下の3つに分類している。
1. 主要トレンド:1年~数年のサイクル。
2. 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
3. 小トレンド :3週間未満のサイクル。
これらのトレンドは互いに独立しているのではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉えられる。
主要トレンドは3段階からなる
また、主要トレンドは買い手の動向によって3つの段階からなるとしている。
1. 先行期 :市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる”底値買い”をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。
2. 追随期 :市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。
3. 利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。価格は既にその前から上昇局面にあるものの、その上昇する値幅は小さくなっている。

平均は相互に確認されなければならない
複数の平均的指標が存在する場合、その両者に同じシグナルが見られないなら明らかにトレンドとして捉えることは出来ないと考える。もっともシグナルが同時期に出現する必要はないものの、直近においてシグナルが発生していればトレンドとして捉えるべきであり、且つ可能な限り同時期に近ければ確定的としている。
ダウが活躍した時代のアメリカでは、工業生産が盛んになると共に製品を輸送するための鉄道が整備された時期であった。工業生産の好調・不振は即座に鉄道業の経営に影響したことから、ダウが創刊した『ウォールストリート・ジャーナル』ではダウ・ジョーンズ工業平均株価と運輸株平均をチャート形式で掲載している。
トレンドは出来高でも確認されなければならない
市場の終値の変動をダウは重視するが、同様にトレンド発生の確認手段として出来高の推移も重視する。
例えば上昇局面においては値上がり時に出来高が増加し値下がり時には出来高が減少、下降局面においては逆になる。主要トレンドに従って取引する投資家が多数派であり、二次トレンドや小トレンドで利益を得ようとする投資家は少数派であると考え、それが出来高の多少に反映するとする。
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続けるとする。トレンドに従った売買によって多くの投資家は利益を得るのであり、トレンドに逆らった売買で利益を得るのは難しい。

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